【第14回クイーンズクライマックス／G3QCシリーズ】大村12R予想2025｜展開・コース特徴とAI買い目（12/26）

【第14回クイーンズクライマックスシリーズ（G3）2025予想｜大村12R】
2025年12月26日（金）大村競艇場12R「シリーズ戦ドリーム戦」を、水面特性×想定隊列×ST気配でガチ検証。
“的中最優先”の堅い買い方は競艇新聞にお任せ。悪徳ガチ検証Zは今日もブレずに、あえて万舟を取りにいく現実路線で組み立てます。

レース概要（まず結論）

大村は「イン最強」水面として有名で、基本は1号艇の信頼度が高い一方、2マークはうねりの影響で差しが利きやすく、2〜3着がズレやすいのが“旨味ポイント”。本命を当てるより、ズレを獲りにいくのが当サイトの狙い目です。
今回の12Rは「シリーズ戦ドリーム戦」。メンバーは三浦永理・細川裕子・寺田千恵ら実力者が揃い、勝浦真帆の伸び＆攻めどころ、松尾夏海の差し残し、海野ゆかりの外枠一撃まで“妙味”が混ざる番組に見えます。人気が固まりやすい日こそ、3着のヒモ荒れが正解――ここを取りにいきましょう。

この記事でわかること

• 大村水面（イン優勢／2マーク差し）の“ズレやすい場面”
• 出走6名のST傾向と当地勝率から見た立ち回り
• 展開の分岐点（1M・2Mの「差し残し」「まくり差し」）
• 悪徳ガチ検証Z流：現実的な万舟券狙いの買い目セット

• 開催：2025年12月26日（金）
• 競走：大村12R（シリーズ戦ドリーム戦）
• 公式出走表：BOATRACE公式

コース紹介｜大村は「イン最強」だけで終わらない。2マーク差しが万舟を生む水面

大村競艇場（ボートレース大村）は、全国24場の中でも1コース信頼度が非常に高い水面として知られています。「大村といえばイン」「ナイターは特にイン有利」というフレーズは、競艇ファンなら一度は耳にしたことがあるはずです。実際、イン1着率は全国平均を上回る年が多く、1号艇が主導権を握りやすい構造であることは事実です。この“イン最強”というイメージ自体は間違いではありません。

ただし、ここで思考停止して「大村＝イン鉄板」と決めつけてしまうと、回収率という視点では一気に不利になります。なぜなら、インが強い水面ほどオッズは締まりやすく、人気サイドに資金が集中するからです。悪徳ガチ検証Zが注目するのは、その“先”──インが強いからこそ発生する2着・3着のズレにあります。

ここが非常に重要なポイントです。一般的な予想では「1が逃げて、2が差して、3が流れ込む」といった教科書通りの決着を想定しがちですが、大村では2マークのさばき一つで着順が簡単に入れ替わる場面が珍しくありません。特に実力拮抗の6艇立てや、ドリーム戦のように“スタートで大きく凹む選手が出にくい番組”では、その傾向がより顕著になります。

今回のようなシリーズ戦ドリームでは、全体のSTが揃いやすく、1マークは「誰が先に回れるか」という先マイの質が問われます。さらに2マークでは、「どの選手が冷静に差し場を拾えるか」という技術と判断力が結果を左右します。イン逃げ＋2マーク差し残し、あるいは2着争いがもつれて3着に穴が飛び込む──この2つのシナリオを最初から想定できるかどうかで、買い目の精度は大きく変わります。

まとめると、大村は「インで当てる水面」ではありますが、それだけで終わらせるのは非常にもったいない。インで人気が固まるからこそ、どこがズレるかを読むことで、回収率は一段階上がります。当てにいくなら競艇新聞、獲りにいくなら“ズレ”。この視点を持った上で、次の出走表・展開予想をチェックしていきましょう。

出走表（横スクロール）とレーサー分析｜ST×当地勝率で「2〜3着のズレ」を数値から読む

まずは出走表を横スクロール形式で掲載します。スマホ閲覧を前提に、文字が潰れない・指で追いやすいことを最優先にした構成です（賢威8.0でも装飾崩れなし）。
悪徳ガチ検証Zでは、出走表を「雰囲気」で眺めるのではなく、ST（スタートタイミング）×当地勝率という“数字の掛け算”から、2〜3着に入り込む余地＝万舟の入口を探します。

ここからは個別に見ていきます。まず三浦永理（1号艇）は、大村のイン強水面で1枠を引いた時点で「消す理由を探す方が難しい」存在です。平均ST0.15と極端な踏み込みはないものの、起こしから1マークまでの運びが非常に安定しており、先マイできればそのまま押し切る形が王道。大村ではインが主役になりやすく、ここを頭から外すのは上級者向けという判断になります。

相手の中心は細川裕子（2号艇）。数字だけ見ると平均ST0.18は見劣りしますが、2コースはスタート全速でなくても差しが成立しやすい枠。特に大村は2マークで差しが決まりやすい水面とされ、1が逃げた後に2が残す形は頻出パターンです。ここを2着固定にして3着を散らすことで、配当と現実性を両立できます。

今回の“動かす役”として重要なのが勝浦真帆（4号艇）。平均ST0.13はこのメンバーで最速。4カドから握って攻める、あるいはまくり差す選択肢を持ち、イン逃げ前提でも2着に食い込む力があります。シリーズ戦ドリーム戦は評価が割れやすく、4の人気がブレるとオッズも一気にブレる。万舟の入口は「4の2着」と見ておくのが、このレースの肝です。

最後に穴として注目したいのが海野ゆかり（6号艇）。A2でも当地勝率7.07という数字は軽視できません。大村は2マークで差しが決まりやすく、外枠でも展開が向けば3着に届くケースがある水面。6の3着絡みは一見地味ですが、当てるためではなく「跳ねさせるため」の穴として非常に理屈が通っています。

展開予想｜三浦の逃げが軸、それでも大村は「2〜3着が動く」水面

想定隊列はオーソドックスに1-2-3 / 4-5-6。大村競艇場の基本構造として、1マークはインが先マイしやすく、1号艇が主導権を握りやすい水面であることは多くのファンが共有している事実です。そのため、展開の主語はどうしても「三浦永理が逃げ切れるかどうか」に集約されがちになります。

ただし、悪徳ガチ検証Zはその“一文”で思考を止めません。なぜなら大村は、1マークよりも2マークで着順が動きやすい競艇場だからです。防波堤の配置や水面のうねりの影響で、2マーク出口ではツケマイが効きにくく、差し・差し返しが頻発しやすい。結果として「1着は想定通りでも、2〜3着が固定されない」──この現象が、万舟券を生む温床になります。

まずスタート局面。勝浦真帆の平均ST0.13は、このメンバーの中で最も速い数字です。展示航走で踏み込みが目立つようなら、4カドから積極的に攻める展開も十分想定できます。ここで重要なのは「勝浦が1を飛ばすか」ではなく、勝浦が動くことで内側の隊列が乱れるかという点。1が逃げ切る前提でも、2が窮屈になって2着を落としたり、3が差し場を拾ったり、5が内を突いて粘ったりと、2着争いが一気に混戦化します。これが、いわゆる“万舟の種”です。

次に1マーク。三浦が先マイして逃げるのが本線シナリオですが、2号艇の細川は平均ST0.18でも2コース差しが成立しやすい枠。1が先に回り、2が内を差して残す「1-2」は王道ルートと言えます。問題はその裏。寺田千恵はキャリアに裏打ちされた判断力があり、差し返しの精度が高いタイプ。さらに勝浦が外から攻めるほど、3にとっては差し場が生まれやすくなります。ここで2着が3や4に入れ替わるだけで、配当は一気に跳ね上がります。

そして、このレースの“最終関門”が2マークです。大村は公式解説でも、2マークはうねりの影響でキャビりやすく、ツケマイ一辺倒では決まりにくい水面とされています。つまり、ここでは「握って回る」よりも差して残す技術が生きる。混戦の中で内側に差し場ができれば、外枠の海野ゆかり（6）がスッと入り込む余地も出てきます。これが決まると、3着にズドンという大村らしい結果になります。

まとめると、展開の結論はシンプルです。当てにいくなら「1-2」。しかし、悪徳ガチ検証Zが狙うのはそこではありません。獲りにいくなら「1頭固定＋2〜3着のズレ」。特に3着に外枠や評価が割れやすい選手が入る形は、現実的に万舟へ届くラインです。

大村は「インで決まる」競艇場であると同時に、「インで売れるからこそ、ズレた時が旨い」競艇場。次の買い目セクションでは、この展開をどう舟券に落とし込むかを、もう一段具体的に見ていきます。

注目選手評価と穴選手考察｜三浦が軸、勝浦が動かし、海野が配当を跳ねさせる

このセクションでは、出走メンバーを「強い・有名だから」で終わらせません。悪徳ガチ検証Zが重視するのは、舟券にどう作用するかという一点のみ。
つまり「勝てるか」ではなく、「どこに置くと配当が伸びるか」。ここを基準に、注目選手と穴選手を切り分けて評価します。

特に今回は、大村12Rというイン優勢かつ人気が集まりやすい条件。こうした番組ほど、“全員評価”は意味を持ちません。重要なのは、主役・展開役・配当役を明確に分けること。その視点で、まずは評価表を確認してください。

まず三浦永理について。大村のイン優勢は、公式解説やデータでも繰り返し語られる定番要素です。その条件下で当地勝率7.34を残している三浦を、無理に疑う理由は見当たりません。ここで逆張りして「1を消す」よりも、1を素直に買い、着順で勝負するほうが、悪徳ガチ検証Zのスタイルに合致します。三浦は“勝つ選手”というより、“軸として信頼できる装置”と捉えるのが正解です。

次に、今回のレースで最も重要なキーマンが勝浦真帆です。平均ST0.13という数字は、単なる好スタートではなく「仕掛けを作れる」レベル。4カドから攻めが入ると、内側は一気に忙しくなります。2は差しが遅れ、3は差し返し、5は内を突き、6は差し場を探す――この連鎖が起きた瞬間、レースは“配当が生まれる形”へ変わります。勝浦は1を倒す存在ではなく、2〜3着を動かす存在。この理解があるかどうかで、舟券の精度は大きく変わります。

穴として最も面白いのが海野ゆかりです。6コースで頭まで狙うのは現実的ではありませんが、当地勝率7.07は「大村水面との相性」が良い証拠。特に大村は2マークで差しが決まりやすく、外枠でも内側にスペースができると一気に浮上します。海野の3着絡みは、一見地味ですが、決まった時の破壊力は抜群。6の3着は“当てにいく穴”ではなく、“配当を跳ねさせる装置”として扱うのが正解です。

総括すると、このレースの役割分担は明確です。
主役＝三浦、展開役＝勝浦、配当役＝海野。
この構図を理解した上で舟券を組み立てれば、「なんとなく穴を買う」状態から一段上の予想に進めます。次のセクションでは、この評価をどう買い目に落とし込むか、具体的に整理していきます。

口コミと評判・2ch/5ch｜「大村はイン鉄板」派と「2〜3着は荒れる」派、その両方が正解

このセクションは、少し“ネットの温度感”を残しつつ整理します。前提として、2ch／5chやSNSの書き込みは玉石混交。感情論や結果論も多く、すべてを鵜呑みにするのは危険です。ただし、水面特性やレース傾向といった「構造の話」に関しては、現場感覚と一致する声が混じるのも事実。特に大村に関しては、公式解説で語られる内容と、ネット上の体感が重なっている部分が多く見られます。

大村競艇場について語られる口コミで、圧倒的に多いのが「インが強い」という意見。これは単なる思い込みではなく、データ面・水面構造の両方から裏付けられているため、自然と書き込みもそこに集中します。一方で、同時に目立つのが「1は来るけど、2〜3着が急にズレる」という声。この二つは矛盾しているようで、実は同時に成立する現象です。

まず「イン買っとけばいい」という意見。これは半分正解で、半分は危険です。なぜなら、インを信じる人が増えるほど、オッズは一気に締まるから。つまり、当たっても回収になりにくい状態が生まれます。だから悪徳ガチ検証Zでは、イン（1号艇）を否定はしませんが、そこを“ゴール”にはしません。1を軸にしつつ、どこがズレるか。この視点を最初から組み込むことで、初めて「現実的な万舟券狙い」が成立します。

一方、「2〜3着が荒れる」という声は、大村水面の特性と非常に相性が良い見方です。公式解説でも触れられている通り、大村は2マーク付近でうねりが出やすく、ツケマイが効きにくい。その結果、差し・差し返しが入り、着順が入れ替わりやすい。つまり、1が逃げても、その後ろは固定されにくい。この“ズレやすさ”こそが、ネットで語られる「大村はヒモ荒れ」という体感の正体です。

今回の12Rは、シリーズ戦のドリームレースという位置付け。こうした注目レースは、情報が出回りやすく、買い目が似通う傾向があります。結果として「1-2-3」が過剰に売れ、オッズが圧縮される。するとどうなるか。3着が1つ入れ替わっただけで、一気に旨味が出る。ネット上で「ドリーム戦はヒモが旨い」と言われるのは、決して偶然ではありません。

結論として、ネットの声はこう整理できます。
「大村はインが強い」──これは正しい。
そして「だからこそ、2〜3着が荒れる」──これも正しい。
悪徳ガチ検証Zは、その両方を前提に、“2〜3着のズレ”で回収を狙うスタンスを取ります。次の買い目セクションでは、この考え方を具体的な舟券に落とし込んでいきます。

AIの買い目予想｜現実的な万舟券狙いは「1頭固定×2着可変×3着穴」

ここからが、悪徳ガチ検証Zのいちばん大事なパートです。
まず大前提として、当サイトは「的中率重視」ではありません。あくまで軸は回収率。
大村競艇場はインが強く、どうしても人気が1号艇に集中します。だからこそ、1を消すのではなく、1を使って“どこで崩すか”を考える方が、はるかに現実的です。

今回のAI買い目はシンプルです。
・1着は固定
・2着で展開を動かす
・3着で一気に配当を跳ねさせる
この三段構えが、大村12Rで「万舟に最短で届く形」だと判断しました。人気どころを並べて当てにいくなら、競艇新聞や情報サイトの方が精度は高い。悪徳ガチ検証Zは、“万舟が生まれる構造”だけを買います。

なぜこの並びか。
1号艇・三浦は、大村のイン優勢という構造を考えれば、もっとも再現性の高い軸。ここを無理に外すと、舟券全体が破綻しやすくなります。
次に重要なのが2着を動かす役。平均ST0.13の勝浦は、4カドから攻めることで内側の隊列を崩せる存在です。勝浦が動くと、2が窮屈になり、3が差し返し、結果として2着が入れ替わる。この一点だけで、オッズは一段階旨くなります。

そして最後の仕上げが3着の穴です。
特に注目したいのが海野（6）。外枠で頭は現実的ではありませんが、大村は2マークで差しが入りやすい水面。混戦になれば、6が内側の差し場を拾って3着に残るシーンは十分に想定できます。ここが決まると、一気に“万舟圏”へ突入します。

これらは「当たればラッキー」な買い目ではありません。
大村の水面特性、スタート力、枠の役割を踏まえた上で、十分に現実性のある万舟ラインです。
穴は当てるために使うものではなく、配当を跳ねさせるために使う。ここを履き違えないことが重要です。

大村12Rは「当てやすい」レースでもあり、「取りやすい」レースでもあります。
その違いを分けるのが、2着と3着をどう扱うか。
この買い目設計をベースに、自分なりの微調整を加えられれば、万舟は決して遠い存在ではありません。

編集部まとめ｜大村12Rは「1は買う、ズレで獲る」。これが悪徳ガチ検証Z

最後にまとめです。今回の大村12R（シリーズ戦ドリーム戦）は、メンバー構成的にも水面特性的にも、1号艇が中心になりやすいレースです。大村が「イン最強」と言われる背景は公式解説でも語られており、ここを無視して“夢だけの大穴”に寄せると、負け方が雑になります。だから当サイトは、1を買う。ここまでは素直。

ただし、素直に買うだけでは勝てません。なぜならオッズが締まるから。だから狙いは常に2〜3着のズレ。大村は2マークに独特のうねりが出やすく、差しが定番になりやすいと説明されています。この“差し文化”が、2着の入れ替わりや3着の刺さりを生みます。ここを取りに行くのが、悪徳ガチ検証Zの存在意義です。当てにいくより、回収にいく。これだけ覚えておけばOK。