
2025年7月17日(木)、青森競輪場で開催される注目のG3重賞レース「坂本勉カップ争奪戦 サンスポ杯」。地元・青森を代表する名選手「坂本勉」氏の名を冠した伝統レースであり、東北地区の競輪ファンにとってはまさに“夏の風物詩”ともいえる存在です。今年も全国各地から実力派のS級選手たちが集結し、白熱したバトルが繰り広げられること必至。特に最終12RはS級上位陣による激突となっており、万車券のチャンスも十分に潜んでいます。
本記事では、12Rの展開を徹底的に分析。ライン構成、脚質の相性、地元選手の仕掛けのタイミングなど、専門的な観点から可能性のある展開パターンを洗い出していきます。また、当サイト「悪徳ガチ検証Z」では、的中率重視の堅い本命予想ではなく、“あえて狙う”万車券予想を信条としています。競輪新聞や情報サイトでは取り上げにくい穴目の展開にもフォーカスを当て、本気で万車券を獲りにいくユーザーに向けた攻めの視点でお届けします。
買い目のセオリーから外れた大胆なアプローチが、思わぬ高配当を生む可能性も。青森12Rで“裏をかく”一手を探したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
青森バンクの特徴|直線長く波乱もあり
青森競輪場は1周400mの屋外バンクで、全国の競輪場でもスタンダードな「基本型」に分類される構造を持っています。クセが少なく脚質の有利・不利が出にくい設計ですが、実際のレースでは地元選手や風に対応できる自在型が好成績を収める傾向にあります。
特に注目したいのが「見なし直線距離」。青森バンクは見なし直線62.7mと標準的ながら、バックストレッチから風の影響を受けやすいため、逃げ一辺倒の展開では押し切れず、3コーナー~4コーナーの位置取り次第で一気に形勢逆転も起こりやすいのが特徴です。
以下に、バンクの基本データをまとめます。
項目 | 数値・内容 |
---|---|
周長 | 400m |
見なし直線距離 | 62.7m |
センター傾斜 | 31°28′57″ |
ホーム・バックの風 | 季節により強風の日あり(注意) |
走路タイプ | 屋外バンク(全天候型ではない) |
このような特徴から、位置取りと風の影響を加味した予想が重要になります。実際、青森バンクでは「逃げ→押し切り」よりも「中団からのまくり」や「差し・番手選手の抜け出し」によって配当が跳ねるケースも多く、番組構成次第では高配当の宝庫と化すことも少なくありません。
地元・北日本勢の動向や風に乗ったラインのまくり脚に注目しつつ、単純なライン構成だけに頼らない深い読みが求められる舞台。それが青森12Rの魅力であり、万車券のヒントが眠るバンクとも言えるでしょう。
出走表とライン構成・選手分析
枠 | 車番 | 選手名 | 府県 | 級班 | 脚質 | 競走得点 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 竹内智彦 | 宮城 | S1 | 追 | 106.96 |
2 | 2 | 久田裕也 | 徳島 | S1 | 逃 | 106.79 |
3 | 3 | 嶋津拓弥 | 神奈川 | S1 | 追 | 106.41 |
4 | 4 | 吉澤純平 | 茨城 | S1 | 両 | 110.68 |
5 | 5 | 塚本大樹 | 熊本 | S1 | 追 | 105.77 |
6 | 6 | 佐藤和也 | 青森 | S1 | 追 | 104.50 |
6 | 7 | 湊聖二 | 徳島 | S1 | 追 | 104.87 |
想定ライン構成は以下の通りです:
- 徳島ライン:久田裕也(先行)-湊聖二(番手)
- 関東ライン:吉澤純平(自力)-竹内智彦(追込)
- 南関東勢(嶋津拓弥)は単騎濃厚
- 熊本・塚本も単騎構え
- 地元・青森の佐藤和也は単騎で自力勝負を狙う構え
注目はやはり、競走得点110.68の吉澤純平。直近の安定感は群を抜いており、自力でも番手勝負でも器用にこなせる「両脚質型」の代表格です。後ろには追込力に定評のある竹内がつき、ラインとしての完成度も高め。一方、先行主体の久田-湊ラインは徳島ワンツーに期待がかかるものの、風の影響を受けやすい青森バンクでは踏みどころの見極めがカギとなりそうです。
南関の嶋津は流れ次第で浮上可能な存在。単騎ながら器用な立ち回りで差し脚もあり、混戦時には上位食い込みの可能性も。地元・佐藤和也の位置取りにも注目が集まります。青森勢として地元ファンの声援を背に受ける一戦で、積極策に出る可能性は十分に考えられます。
全体的に見ると、ライン構成は2本+単騎が3人とやや分散型。混戦必至の構図であり、人気サイドだけで決着する展開はやや考えにくい印象です。こうした構成は、万車券を狙うには絶好の状況とも言えるでしょう。
レース展開予想|ラインの主導権争いが鍵
今回の12Rでカギを握るのは、先手争い=主導権の取り合いです。特にスタート直後から前受けを狙いそうなのは、徳島ラインの機動型・久田裕也。番手には同県の湊聖二がつき、ワンツー体制で挑む構えです。久田は先行意欲の強い選手であり、ここも早めに出てペースを握りたいところ。とはいえ、青森バンクは風の影響が強く、最後まで押し切れるかどうかには疑問符もつきます。
一方で、展開を大きく動かしそうなのが関東勢の吉澤純平-竹内智彦ライン。吉澤は捲りにもカマシにも対応できる自在脚質で、久田ラインの後位から動いてくる可能性が濃厚です。特に残り2周の打鐘前後から動きを見せ、3コーナーまでにカマして先頭を奪うような展開になれば、後続ラインを分断する形となり、番手の竹内にとっても絶好の抜け出しポイントとなります。
地元の意地を見せたい佐藤和也は、単騎での戦いを強いられる構図ですが、展開次第では浮上の余地も大きい存在。位置取りに優れた塚本や嶋津と連携を図れれば、後方から捲り追い込みでの上位進出も視野に入ります。
- 久田裕也が主導権を奪い、徳島ラインのペース勝負へ持ち込みたい展開
- 吉澤純平が残り2周から仕掛け、カマシ先行または中団捲りで攻める
- 地元佐藤和也は単騎からの後方捲り。前がもつれる展開で浮上に期待
注目すべきは、風向きと仕掛けのタイミング。バックでのまくり不発が起これば、番手選手による差し決着も想定されます。つまり、久田ラインが崩れた際の“ズブズブ決着”には大穴の香りが漂ってくるのです。配当妙味を狙うなら、番手~3番手の選手が直線で伸びてくるパターンを軸に押さえるべきでしょう。
なお、予想のヒントをより深掘りしたい方は、優良競輪予想サイトもあわせてチェックしてみてください。実際に的中実績の高かったサイトのみを厳選しており、万車券狙い派の方にもフィットする情報源です。
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注目選手評価と仕掛けの主役候補
◎吉澤純平(茨城)
今節の絶対的な軸といえる存在で、競走得点は110.68と出走メンバー中トップ。自在型らしく、先行もまくりも器用にこなせるのが持ち味で、位置取りにも抜群の強さを誇ります。ラインが手薄な構成の中では主導権を握れる可能性が高く、逃げる展開にもカマシからの押し切りにも対応可能。番手の竹内との連携でライン決着も視野に入ります。
○久田裕也(徳島)
若さと勢いを武器に先手を奪いに行く機動力タイプ。S1班ながらまだ25歳と伸びしろもあり、直近のレースでは果敢な先行策で粘る走りが目立ちます。今回は番手に地脚のある湊がつく徳島ラインが形成されており、風に逆らわず逃げられればラインでのワンツーも十分考えられます。ただし、まくりに弱く、外からかぶされる展開には脆さもあるため注意が必要です。
▲竹内智彦(宮城)
こちらは吉澤の番手を務めるベテランマーカー。追込一辺倒ではなく、タイミングよくコースが開けば差し切りの脚も持ち合わせています。吉澤がカマシ気味に動いて先頭に立てば、竹内にとっては絶好の展開。ズブズブの差し決着となった場合には突き抜けまで期待できます。配当妙味も含めて狙いたい一角です。
★穴:佐藤和也(青森)
地元バンクでの奮起が期待される一人。単騎構えとなりそうな今回の構成では、後方待機からの捲り一発で上位進出を狙います。地元ファンの後押し+青森バンクの特性を熟知しているという点では、波乱の演出者に最もふさわしい存在とも言えるでしょう。展開待ちの側面は否めませんが、風の影響で縦脚勝負となった場合には台頭のチャンス大。
そのほか、塚本や嶋津といった単騎勢の動向にも要注意。位置取りの妙や、ライン崩壊後の中割りで浮上するタイプが揃っており、人気どころに死角ありと読むなら穴党にとっては絶好のレースです。
口コミと評判・2ch/5chの評価は?
競輪ファンが集う匿名掲示板・2ch/5chでも、「坂本勉カップ争奪戦 サンスポ杯」12Rは話題の中心となっています。特に注目されているのが、吉澤純平の自在性と、久田裕也の先行戦術の評価。中には「荒れる青森記念らしい番組構成」として、波乱を期待する書き込みも多く見られました。
実際に投稿されたコメントの中から、ユーザーの反応をいくつかご紹介します。
- 「吉澤の自在脚+竹内の差し脚なら鉄板だけど、青森だし一筋縄じゃいかない」
- 「久田は先行屋だけど、風強いと粘れないタイプ。中団まくられそう」
- 「湊がしれっと2着に来るパターンあるよな~これ」
- 「地元佐藤を応援したいけど、単騎でどこまで絡めるか…3着押さえまで」
- 「嶋津がコース見つけて中割ってくるとか、そういう荒れ方が青森には似合う」
中でも評価が高いのは吉澤で、「位置取りに関しては抜群」「誰が逃げても捲りで仕留めそう」といった声が多数。対して、久田については「ハマれば強いけど条件が厳しい」という評価が目立ちます。一方、竹内に関しては「番手からズブズブ突き抜けそう」「吉澤が前を掃除してくれるならアリ」という意見が多く、穴党の中でも一定の支持があるようです。
単騎勢の台頭を警戒する投稿もあり、「誰もかれも単騎で動けず、久田逃げ残り」「嶋津の大外捲り一発」「佐藤が3コーナーで突っ込む展開もある」など、さまざまなシナリオが語られています。多くのファンが「一筋縄ではいかないレース」と予想している点も、今開催の難解さを物語っています。
AIの買い目予想(現実的な万車券狙い)
「悪徳ガチ検証Z」では、過去の膨大なレースデータと最新AIによる展開解析を掛け合わせ、“あえて万車券を狙うための買い目”を提案しています。今回は人気の盲点となりやすい番手・中団・単騎勢の絡みを想定し、波乱含みのパターンを中心に予想を組み立てました。
券種 | 買い目 | 点数 | 推奨金額 |
---|---|---|---|
3連単 | 4-1-3 / 4-3-1 / 1-4-3 / 3-1-4 | 4点 | 各200円(計800円) |
ワイド | 4-1 / 1-3 / 3-4 | 3点 | 各500円(計1,500円) |
3連複BOX | 1-3-4-6 | 4点 | 各300円(計1,200円) |
合計投資金額:3,500円
※レース前のオッズにより、適宜配分を調整してください。
今回の中心はやはり吉澤純平(4)の自在戦。先まくりでレースを支配する展開から、番手に入る竹内(1)や中割りを狙う嶋津(3)の抜け出しに期待する構成です。3連単では「4-1-3」や「4-3-1」といった、吉澤起点の番手~3番手決着を重点的に狙います。
ワイドは着順を問わず高配当が狙える組み合わせで、特に「1-3」や「3-4」は中穴〜万車圏内も視野。地元・佐藤和也(6)はあえて3連複BOXに加え、波乱展開での“3着滑り込み”を拾える構成にしています。AIの統計的シミュレーションでは、佐藤が終盤に伸びる確率も無視できないレベルで算出されています。
的中率を重視する方には向かない布陣ですが、「中穴以上を狙う実戦派ユーザー」にはしっかり刺さる構成です。なお、より洗練された買い目が知りたい方は、優良競輪予想サイトの参考活用もおすすめ。AIと人間の目を併用するのが、回収率を底上げする近道です。
編集部まとめ|関東勢か徳島勢か、はたまた地元の一撃か
バンクの特徴や風の影響を考えると、吉澤純平の自在戦が本命。番手竹内の突き抜け、さらには徳島ラインの逃げ残りも視野に入れつつ、波乱を演出できる佐藤の一撃にも注意したい。
- 本命軸:吉澤純平
- 対抗:竹内智彦/久田裕也
- 穴候補:佐藤和也
硬い予想は競輪新聞に任せ、当サイトはあえて「万車券狙い」。それが悪徳ガチ検証Zスタイルです。