【三国ボートレース大賞2025予想｜三国12R】12/25 展開・出走表とAI三連単で“現実的な万舟券狙い”

【2025年12月25日（木） 三国12R 三国ボートレース大賞 予想】
三国競艇場は追い風傾向でインが主導権を握りやすい水面として知られていますが、冬場は北風やうねりの影響で、差し・まくり差しが台頭する日もあります。
本記事では、その“表と裏”の両面を踏まえ、的中率だけを追う堅い予想ではなく、展開と人気のズレを回収に変える「現実的な万舟券狙い」にフォーカスします。
直前気配やオッズで最終判断ができるよう、ここではコース特性→出走表分析→想定展開→買い目の考え方までを一気通貫で整理。
いわゆる競艇新聞的な結論を求める方は他媒体を、本ページは「ズレをどう利益に変えるか」を共有する作戦会議として活用してください。

この記事で分かること

• 三国水面（冬・風）を前提にした逃げ／差し／まくり差しの現実的な分岐
• 出走6名の力量差と当地データから見える万舟につながるズレの作り方
• 当てに行きすぎず、回収を狙うための買い目設計の考え方

コース紹介｜三国競艇は「イン優勢」だが、冬は風と進入で差しが生きる水面

三国（ボートレース三国）は、全国の競艇場の中でもスタートラインから1マークまでの距離が広めに取られており、アウトコースの艇が一気に攻め込みづらい構造をしています。
そのため基本的なレース傾向は非常に分かりやすく、1号艇が先マイして主導権を握る「イン優勢」の水面と認識して問題ありません。
実際、三国は年間を通してホーム向かいに対し追い風が吹きやすく、インコースの2連対率・3連対率が高水準で推移する開催が多いのが特徴です。
ここを無視していきなり大穴狙いに走ると、期待値の低い買い方になりやすい点はまず押さえておきたいところです。

ただし、三国を「インだけで終わる競艇場」と決めつけるのは危険です。
特に冬場は北陸特有の気象条件が色濃く出やすく、北風・横風・うねりといった要素がレースに影響を与えます。
インが崩れる典型パターンは、1号艇が風を受けてターンで流れた時。
この場合、2コース・3コースが最短距離で差し場に入りやすくなり、差し・まくり差しが一気に現実味を帯びてきます。
さらに、進入が深くなったり前付けが入るなど進入隊形が乱れたレースでは、4コース・5コースのまくり差しが展開の主役になるケースも珍しくありません。

冬の三国で特に意識したいのが「行き足」の差です。
気温が低く湿度が高い日は艇やモーターが乾きにくく、結果として起こしが鈍りやすい傾向が見られます。
この状態では、スタート一撃で全てが決まるというより、行き足が良い艇が1マークで伸びて差し場を作れるかが重要になります。
また、水面が荒れた際には安定板が装着されることもあり、その場合はスピード勝負よりもターンの正確性や差しの精度が結果を左右しやすくなります。
こうした条件下では、普段よりも差し・まくり差しの成功率が上がる点に注意が必要です。

以上を踏まえた三国の基本的な買い方はシンプルです。
大前提として「1の逃げ」をベースにしつつ、崩れ筋として「2・3コースの差し」、条件付きで「4・5コースのまくり差し」を厚めに評価する。
これが三国水面における王道の組み立てになります。
特に最終レースでは、風向きの変化や展示気配によってオッズが偏りやすく、イン有利を前提にしたヒモ荒れが起こりやすい点は見逃せません。

本記事が狙うのは、いわゆる「当てに行く競艇」ではありません。
三国のイン有利という前提を尊重しつつ、2着・3着で起こるズレを拾って配当を引き上げるのが狙いです。
三国は2マーク付近に引き波が残りやすく、1マークで隊列が固まったように見えても、2周目の競り合いで順位が入れ替わる場面がしばしば見られます。
そのため、1マークだけで決め打ちせず、「その後どう崩れるか」を想定した買い目設計が回収率を左右します。

出走表とレーサー分析｜ST横並びなら「コース取り×当地適性」で差が出る（横スクロール対応）

今回の三国12Rは、出走表を見た瞬間に「やたら荒れそう！」というより、むしろ逆。
全体の平均STが0.15〜0.20に収まり、極端なスタート抜けが見当たらないのが最大の特徴です。
こういうレースは、スリットでドカンと決まるより、1マークまでの運び（起こし位置・助走・角度）と、ターン後の立ち回りで差が出やすいんですよね。
三国はイン有利の水面なので、STが横並びになるほど「コース取り×当地適性」が結果に直結しやすく、買い目も“頭を荒らすよりヒモを荒らす”のが現実的になります。

まず軸の中心は1号艇・丸岡正典。
A1に加えて当地勝率6.06は、三国のイン有利と噛み合う数字で、枠なり進入なら先マイ逃げが基本線です。
ここで大事なのは「丸岡が強い＝馬券が簡単」ではなく、強いインほどオッズが潰れて“順目を買うほど損しやすい”という事実。
だから悪徳ガチ検証Z的には、1を疑うより、1が勝つ前提で「相手をどう散らすか」を優先します。
本線の作り方はシンプルで、1頭固定でも2着・3着に“売れていない選手”を残すこと。
ここが回収率の分岐点です。

対抗の2号艇・古田祐貴は、ST0.16で安定。
三国の2コースは、1が少しでも流れた瞬間に差し場へ入れるので、条件次第では差し切り頭も現実味があります。
ただ、2が頭の形を買うなら「2-1」だけだと配当が伸びません。
2-4-5や2-3-6のように、3着側に穴を混ぜて初めて“万舟レンジ”が見えてきます。
ここは「当てたい気持ち」を少し引いて、配当設計を優先するのがコツです。

3号艇・松尾光広は、当地勝率0.00が目立つぶん、オッズ面で嫌われやすい枠。
でも、STが揃った今回の並びでは、3コースのまくり差しがハマる余地は普通にあります。
「強い根拠があるから買う」ではなく、人気が落ちる条件が揃うからこそ買う。
三国のイン優勢を前提にしても、3が2〜3着に入るだけで配当はグッと跳ねるので、相手候補として残す価値は十分です。

そして展開の起点になりやすいのが4号艇・益田啓司。
平均ST0.15はこのメンバーでも上位で、スリットで覗けると一気に面白くなります。
三国は進入が乱れたり、内が競り合う雰囲気になると、4コースのまくり差しが刺さる日がある水面。
毎回のベタ買いは非推奨ですが、展示で起こしが深い・隊形が怪しい・風が気になる…となれば、4の評価を一段上げるだけで、買い目の期待値が上がりやすいです。

5号艇・山戸信二（B1）と6号艇・藤山翔大（A1）は、「穴を完成させる役」。
三国は外枠が頭まで届きにくい傾向があるので、無理に1着で追うより、2〜3着のヒモで活かすのが現実的です。
特に5や6が3着に滑り込むだけでオッズは一気に跳ねますし、2周目の競りや引き波で順位が動く三国らしい展開なら、外のヒモが生きる余地は残ります。
結局ここでも、狙いは「頭を荒らさず、ヒモで跳ねさせる」。
万舟狙いの王道は、当たり筋を残したまま“売れていない3着”を拾うことです。

展開予想｜三国12Rは「イン主導」だが、万舟は2周目のズレから生まれる

今回の三国12Rの基本シナリオは、枠なり3対3の進入から1号艇が先マイして主導権を握る形です。
三国競艇場は追い風傾向が出やすく、スタートで大きな遅れがなければインが1マークを制圧しやすい水面。
そのため序盤は、1が逃げ、2が差し、3がまくり差し、4が外から追走する――いわゆる教科書的な隊列が第一想定になります。
ただし、この展開をそのまま信じて“堅い順目”だけを買うと、配当はどうしても伸びません。
本記事では、同じ1逃げ前提でも2着・3着で起こる細かな入れ替わりを重視し、回収につながるズレを拾う構成を取ります。

次に意識したいのが、インが崩れる条件です。
三国で1号艇が負ける典型例は、風を受けてターンで流れた時。
特に追い風が強まったり、横風が混じった場合は、1がわずかに外へ流され、2コース・3コースが最短距離で差し場に入る展開が現実的になります。
このケースでは、1が残ったとしても頭固定が崩れたり、場合によっては2の差し切り、3のまくり差しが頭に立つシナリオまで視野に入ります。
12Rは一日の締めで気象条件が変わりやすい時間帯でもあるため、展示や直前情報で風向・風速を確認し、静水面なら1固定、荒れ気味なら2・3頭の組み合わせを混ぜる判断が重要です。

もう一段階踏み込んだ穴パターンが、進入の乱れを起点にした展開。
スタートが揃っていても、起こし位置が深くなったり、前付けが入ることで隊形が崩れると、4コース以降が一気に展開の中心になるケースがあります。
今回のメンバーでは4号艇・益田がST面で優位に立っており、内が競り合う形になれば、外からのまくり差しが届く余地は十分。
そのため本線は1を軸に据えつつ、穴目として4が2着・3着に絡む形を厚めに残す組み立てが有効です。

そして三国らしい“万舟の種”になるのが、2周目の展開変化です。
三国は2マーク付近に引き波が残りやすく、1マークで隊列が固まったように見えても、2周目の差し合いや競りで着順が入れ替わる場面が少なくありません。
そのため買い目では、頭を1や2に寄せつつ、3着に5号艇・6号艇が滑り込むパターンをあえて消さずに残すことがポイントになります。
堅い順目は他媒体に任せ、本記事では三国水面の特性を活かし、「決まったように見えるレースが、もう一段階崩れる瞬間」を配当につなげる狙い方を徹底します。

注目選手評価と穴選手考察｜三国12Rは「4の一撃」と「3の嫌われ方」が配当の分岐点

まず中心に据えるべきは、1号艇・丸岡正典です。
A1級かつ当地勝率6点台という数字は、三国のイン優勢な水面と噛み合っており、枠なり進入であれば逃げの信頼度は非常に高い存在と言えます。
ここを無理に疑う必要はなく、基礎として「1を軸に組み立てる」のが最も現実的な判断です。
ただし、万舟狙いにおいて重要なのは「当てること」よりも「どう勝つか」。
丸岡が強ければ強いほど、1頭固定のオッズは圧縮されやすく、勝負どころは2着・3着の相手選びに移ります。
1-2-3のような順当決着を狙うのではなく、1-（3・4・5）-（3・4・5・6）といった“ヒモ荒れ前提”の設計が回収率を引き上げます。

対抗評価は2号艇・古田祐貴。
ST0.16と安定感があり、内枠を活かした差しの入り口に最短で届くのが強みです。
風やうねりの影響で1がわずかに流れた場合、古田の差しが一気に決まり、2の差し切りが現実的なシナリオとして浮上します。
ただし、2が頭に来るパターンでも、2-1の裏返しだけを買ってしまうと配当は伸びません。
2-4-5、2-3-6など、3着側を広く取ることで、「当たりは拾いつつ、跳ねる余地を残す」買い方が可能になります。
ここでは当てたい気持ちを少し抑えることが、万舟への近道です。

穴の主役として最も注目したいのが、4号艇・益田啓司。
平均ST0.15はメンバー中でも上位でスリットで覗ける展開になればまくり差しが一気に現実味を帯びる存在です。
三国は進入が乱れた際に4・5コースのまくり差しが決まりやすい水面。
展示で起こし位置が深かったり、内が競り合う雰囲気が見えた場合は、益田の評価を一段引き上げる価値があります。
ここでの基本スタンスは、「4を2着・3着に厚く残す」こと。
頭まで狙うかどうかはオッズ次第ですが、最もおいしい形は「1が勝つ→4が残る」という配当構造です。

もう一人の“嫌われ穴”が3号艇・松尾光広。
当地勝率0.00という数字は確かにマイナス要素ですが、その分、人気が落ちやすくなるのが最大のポイントです。
三国はインが強い水面だからこそ、3コースはまくり差しで2着・3着に食い込む余地が残ります。
強い根拠がなくても、「嫌われるなら買う」という発想で相手に残すことで、配当面のリターンが大きくなります。
5号艇・山戸信二（B1）は実力面で見劣りする分、3着に置いた瞬間にオッズを押し上げる存在。
6号艇・藤山翔大（A1）は外枠不利な三国では過信禁物ですが、2周目の競りや引き波を突いた形での3着浮上には注意が必要です。

口コミと評判・2ch/5ch考察｜三国は「イン有利」でも風次第で評価が真逆になる

まず大前提として押さえておきたいのが、2ch／5chやSNSで見かける口コミ・評判は、結果論が極端に増幅されやすいという点です。
当たった日は「神水面」「簡単すぎ」、外れた日は「罠」「二度と買わない」——こうした振れ幅の大きさは、掲示板文化の特性でもあります。
そのため本記事では、個々の書き込みを鵜呑みにするのではなく、「どんな意見が、どんな条件の時に出やすいか」という“傾向”として整理します。

三国競艇に関して、最も頻繁に見られる意見は「インが強い」「逃げが基本」「1号艇から買えばいい」という声です。
これは決して間違いではなく、三国が追い風傾向になりやすく、インコースが主導権を握りやすい水面であることを踏まえれば、非常に妥当な評価と言えます。
静水面・弱風の日に限って言えば、掲示板で語られる「イン鉄板」論がそのまま当てはまるケースも少なくありません。

一方で、同じくらい目にするのが「冬の三国は荒れる」「風が吹くと逃げが飛ぶ」「差しが刺さる」という真逆の意見です。
これも単なる煽りではなく、冬場の三国は北風や横風が強まりやすく、インがターンで流れる場面が増えるのは事実。
掲示板での言い争いが起きやすい理由は、「静水面の三国」だけを見ている人と、
「荒れた日の三国」だけを体験している人が、同じ水面を前提に語ってしまうところにあります。

実際の書き込みを大きく分類すると、意見は次の3タイプに分かれます。

万舟狙いという視点で見ると、最も再現性が高いのは③の考え方です。
①と②はどちらも間違いではありませんが、条件が合わないと簡単に裏切られます。
そこで本記事では、「1の逃げをベースにしつつ、条件次第で評価を切り替える」という分岐型のスタンスを採用しています。
具体的には、静水面なら1軸重視、風が出れば2・3の差し評価を上げ、進入が乱れれば4・5のまくり差しを拾う、という考え方です。

悪徳ガチ検証Zとして特に重視しているのは、「当たった／外れた」という感情ではなく、オッズの歪みです。
掲示板で「イン鉄板」という声が増えるほど、外の2〜3着は売れにくくなり、結果として配当が甘くなります。
逆に「今日は荒れる」という書き込みが多い日は、インの信頼度が過剰に下げられ、1絡みの中穴が放置されることもあります。

つまり、口コミや2ch／5chは“予想の答え”ではありません。
どこに人気が集まり、どこが軽視されているかを知るための材料です。
その偏りを一段引いた視点で捉え、展示・気象・水面特性と組み合わせて使うことで、初めて「配当につながる情報」になります。
本記事では、そうした使い方を前提に、口コミを“勝つためのノイズ解析”として活用していきます。

AIの買い目予想｜三国12Rは「頭を寄せて、ヒモで跳ねさせる」現実的万舟戦略

ここからが、悪徳ガチ検証Zの本領です。
本記事の買い目は、的中率を追いかける設計ではなく、回収率に波を作ることを最優先にしています。
三国競艇場はイン有利がベースの水面であり、頭（1着）を無理に荒らしに行くと、的中率と資金効率の両方を落としがち。
そこで基本戦略は、頭をある程度固定し、2着・3着を広げる形です。
特に今回は、1号艇の信頼度が高いため、「1を消さない」ことが万舟への最短ルートになります。

ただし、同じ1頭固定でも、堅い順目だけを並べていては意味がありません。
ポイントは、3着にどれだけ“売れていない選手”を残せるか。
掲示板やオッズでは評価が落ちやすい5号艇・6号艇をあえて組み込み、1-2-3のような順当決着を「買わない勇気」を持つことで、
的中した際の回収効率が一気に上がります。
風が弱く、進入が落ち着いているなら1頭固定を厚めに。
逆に、風が強まったり、展示で起こしが怪しい場合は、2や4を頭に据えた“跳ねるルート”を少点数で混ぜるのがAIの判断です。

さらに、リスクを抑えつつ跳ねも狙いたい場合は、三連単に加えて三連複をサブで使うのも有効です。
例えば、（1・2・4）を軸に、3着に3・5・6を置く形は、「当たりやすさ」と「配当の伸び」を両立しやすい組み合わせ。
軍資金配分は各自のスタイル次第ですが、“現実的な万舟”を狙うなら、頭を寄せて、ヒモを散らすという原則は共通です。

編集部まとめ｜三国12Rは「インベース」だからこそ、ズレ目を仕込むと儲かる

最後に要点をまとめます。三国は公式データでも「追い風が多くインが主導権」「インの2連対率70%・3連対率80%超」とされ、基本はイン逃げ中心の水面です。だから“インを軽視して穴狙い”はおすすめしません。勝ち筋は逆で、インを尊重したまま、2〜3着のズレを拾って回収を狙うこと。これが悪徳ガチ検証Zの「現実的な万舟券狙い」です。

具体的には、軸は1（丸岡）。相手本線は2（古田）と4（益田）。穴の香りは3（松尾）の“嫌われ方”と、5（山戸）・6（藤山）の3着滑り込み。風が強い日はインが流れて2・3差しが台頭し、進入が乱れれば4・5のまくり差しが出やすい——これも公式水面特性に沿った考え方です。展示と直前の風で条件分岐し、買い目の比率を寄せてください。

そして一番大事なのは、的中率を追いすぎないこと。堅い順目を拾い続けるなら、競艇新聞や情報サイトが最適解です。悪徳ガチ検証Zは、あえて万舟を狙う。その代わり、無理に頭を荒らさず、当たり筋を残したまま“配当が跳ねるポイント”にだけ張る。これで「当たる日」と「回収する日」のバランスが取れてきます。12Rは最後の勝負どころ。無理せず、でも守りすぎず、いい波を取りに行きましょう。