【第40回グランプリ2025予想｜住之江12R SG】12/19展開・出走表・モーター考察とAI三連単で“現実的な万舟券狙い”】

2025年12月19日（金）住之江競艇場12Rで開催されるSG「第40回グランプリ／グランプリシリーズ」を、悪徳ガチ検証Zが“展開重視×AI思考”で攻略します。
住之江はイン有利のイメージが強い一方、SGのメンバー構成だと「インが勝つのに配当が跳ねる」局面が普通に起きます。本記事は競艇新聞のような的中最優先ではなく、あえて万舟券を狙うスタイルで買い目まで落とし込みます。堅い決着狙いの方は他媒体へ、荒れ目の合理狙いは当ページをどうぞ。

住之江12R「第40回グランプリ（SG）」レース概要と注目ポイント｜SGならではの“ズレ”をどう拾うか

2025年12月19日（金）に住之江競艇場12Rで開催されるのが、ボートレース界の頂点決戦とも言えるSG「第40回グランプリ／グランプリシリーズ」です。年間を通じて獲得賞金上位の限られた選手しか立てないこの舞台は、単に実力が高いだけでは勝ち切れません。調整の完成度、精神的な余裕、そして勝負所での判断――そうした要素が絡み合い、“勝負度の差”が結果に表れやすいのがグランプリ最大の特徴です。

舞台となる住之江競艇場は、全国的にもイン有利のイメージが強い水面として知られています。ただし今回はナイター開催。昼間とは異なり、気温低下によるモーターの回り足変化や、時間帯によって微妙に変わる風向き・風量が、展示と本番でズレを生みやすくなります。その結果、直前気配を深く読み込まず「ネームバリュー」や「枠番」だけで買われた人気サイドが、オッズほど盤石でないケースも少なくありません。

またSGという格付けが示す通り、出走するのはスタート力・ターン力・レース勘のいずれも一線級の選手ばかりです。一般戦のように「1号艇がすんなり逃げて終了」という単純な図式は成立しにくく、実際には逃げが成立しても2〜3着が簡単に並ばない展開が頻発します。人気同士の決着を前提に買い目が集中すればするほど、2着・3着のわずかな入れ替わりが配当を大きく押し上げる――これがSGグランプリ特有の“配当の歪み”です。

悪徳ガチ検証Zが重視するのは、まさにこの歪みです。レースそのものは順当でも、着順の並びが一つズレるだけで三連単は一気に万舟圏へ届きます。特に住之江はバックストレッチが比較的長く、1マークで完全に隊形が固まらず、そのまま2マークまで縺れることも多い水面。ここで外枠や中枠の差し・展開待ちがハマると、オッズ以上のリターンが生まれやすくなります。

本記事では、住之江水面のコース特性（イン有利だがSGでは混戦化しやすい点）、各選手の平均STや当地勝率から見える攻め方の傾向、そして「どこでレースの流れが変わりやすいか」という分岐点を整理します。その上で、最終的には現実的に狙える万舟券にフォーカスした三連単フォーメーションを提示します。的中率重視の堅い予想は競艇新聞や情報サイトに任せ、当ページは「当たった時に意味のある配当」を狙うための材料として活用してください。

住之江SGモーター評価・展示気配の見方｜伸び・出足・回り足で買い目を微調整

ここでは、2025年12月19日（金）住之江12R「第40回グランプリ（SG）」の出走表を、スマートフォン閲覧でも情報が崩れない横スクロール型で掲載しています。SGクラスのレースになると、出走表に並ぶ数字はどれも高水準で、単純な比較だけでは優劣が見えにくくなります。だからこそ重要なのは、「数値そのもの」ではなく、その数値が今回の住之江水面・SGという条件でどう作用するかを考える視点です。

特に注目したいのが平均STです。一般戦であれば0.02〜0.03秒の差は誤差扱いされがちですが、SGでは話が変わります。スタート展示で横一線に見えても、本番では0.01秒の踏み込み差が、1マークの先手・後手を分け、そのまま隊形を固定してしまうことも珍しくありません。今回の出走表を見ると、0.11〜0.15の範囲に収まっており、「全員が早い」という前提に立つ必要があります。つまり、誰が“遅れるか”よりも、誰が無理をしてでも踏み込むかを想像する方が、展開読みとしては有効です。

また、当地勝率はSGを読む上で見逃せない要素です。住之江はイン有利の水面として知られていますが、それは同時に「ターンが合わない選手は一気に苦しくなる」競艇場でもあります。当地勝率が高い選手は、単に成績が良いだけでなく、水面のクセや回り足の作り方を体で理解している可能性が高い。こうした選手は、たとえ外枠や不利な展開になっても、2着・3着に残る確率が落ちにくいという強みがあります。

SGグランプリという舞台では、級別や支部、年齢といった項目も“背景情報”として効いてきます。A1級同士の戦いでは実力差は紙一重ですが、経験値や大舞台での勝負強さは、レース運びに確実に影響します。年齢が高めの選手ほど無理な攻めを避け、展開待ちから着を拾う判断に長けているケースも多く、これは万舟券を狙う側にとっては歓迎材料です。

悪徳ガチ検証Zでは、出走表を「当てに行くための答え」としてではなく、「ズレが生まれるポイントを探す地図」として扱います。人気になりやすい数値（平均STが速い、当地勝率が高い）が、そのまま着順に直結するなら配当は伸びません。しかしSGでは、全員が強いがゆえに、人気の論理がそのまま通らない瞬間が必ず訪れます。そこを拾えるかどうかが、現実的な万舟券を取れるかどうかの分かれ目です。

住之江水面・コース特性と展開の分岐点｜SGグランプリで“崩れ目”が生まれる理由

住之江競艇場は、全国24場の中でもイン有利の代表格として語られる水面です。淡水でうねりが出にくく、スタートから1マークまでの形が比較的読みやすい。そのため一般戦やG3クラスでは「1コースが逃げて終わり」というレースも珍しくありません。ただし、SGグランプリという最高峰の舞台では、この常識がそのまま通用するとは限りません。なぜなら、出走する全員が“インを潰せる技術”を持っており、スロー勢の内側で簡単に隊形が固まらないからです。

今回の住之江12Rを見ても、その傾向は顕著です。2コースには桐生順平、3コースには馬場貴也と、差し・まくり差しで内を削るのが上手い選手が並びます。1号艇が先マイに成功しても、1マークで完全な単騎逃げにならず、ターン出口で少しでも流れれば、内側にスペースが生まれます。ここに差しが入ると、バックストレッチでは横並び、もしくは縺れた隊形になりやすく、1マークで決着が付かない展開へ発展します。

住之江水面の特徴として見逃せないのが、バックストレッチの長さです。1マークで隊形が固まらないと、そのまま2マークまで位置取り争いが続きます。SGでは、ここで無理に頭を狙う選手と、あえて引いて着を拾う選手の判断が分かれやすい。結果として、2マークで「2着・3着の入れ替わり」が発生しやすくなります。ここが万舟券が現実的に生まれるゾーンであり、人気通りに決まらない最大の理由です。

さらに今回は、5コースに峰竜太、6コースに池田浩二という存在がいます。峰はスタートで踏み込めば、外からでもレースを壊しに行くタイプ。一方の池田は、無理な攻めよりも展開を読む判断に長け、混戦の中で3着を拾うのが非常に上手い選手です。この2人が外にいることで、内が踏ん張ったとしても「外が消える」展開になりにくい。つまり、住之江の基本であるイン有利を前提にしながらも、SGでは「イン逃げ＋外絡み」という配当妙味の高い形が成立しやすくなります。

悪徳ガチ検証Zでは、こうした水面特性と選手配置を踏まえ、レースの分岐点をあらかじめ整理しておきます。展開がどこで動くかを言語化しておくことで、人気の“綺麗な並び”に流されず、ズレ目を狙う判断がしやすくなります。以下は、今回の住之江12Rで特に意識したい分岐ポイントです。

この3つの分岐のうち、どれか一つでも想定外に動けば、人気目の並びは簡単に崩れます。だからこそ、堅い決着を前提にするよりも、最初からズレを織り込んだ買い方の方が、SGグランプリでは理にかなっています。悪徳ガチ検証Zは、この前提に立ち、的中率を追い過ぎず、取りにいく万舟へと舵を切ります。住之江の「イン有利」を否定せず、その裏側にある“崩れ方”を拾う――それが、このレースを攻略する上での基本スタンスです。

AI展開読み｜住之江SGで“現実的な万舟券”が生まれるシナリオ

AIの展開解析から導かれた今回の結論は、極めてシンプルです。2025年12月19日・住之江12R「第40回グランプリ（SG）」は、突出した1強が存在しない一方で、主役級が複数並ぶレース構図。こうした条件では「人気が割れる」と見せかけて、最終的には“それっぽい本命”に投票が集中しやすくなります。結果、オッズは一見妥当に見えて、実は過剰に圧縮された状態になりやすい。悪徳ガチ検証Zは、この歪みこそが万舟券の入口だと考えます。

そのため、AIが取るスタンスは明確です。住之江＝イン有利という基本構造を否定するのではなく、「インが来る前提で、どこがズレるか」を探す。つまり、インを消すよりも、着順をズラす方が、期待値は圧倒的に高いという判断です。SGグランプリでは、人気を背負ったインが“無難に”レースを運ぶケースも多く、そこを無理に否定するより、2着・3着でオッズを跳ねさせる方が現実的な戦略になります。

鍵を握るのはスタートです。平均STを見ると、峰竜太（0.11）が最速で、池田浩二（0.13）も十分に踏み込める数値。一方、1号艇・佐藤翼、2号艇・桐生順平、4号艇・上條暢嵩はいずれも0.14で安定型。3号艇・馬場貴也は0.15と、数字だけ見ればわずかに見劣りします。しかし、この“わずか”がSGでは曲者です。スタートで凹む可能性と、逆に踏み込んで一気に展開を作る可能性の両方があり、読みづらさそのものが配当を割る要因になります。

AIが想定する展開シナリオは、大きく分けて次の3パターンです。単純に優劣を決めるのではなく、「どの順番で崩れるか」を見るのがポイントになります。

これらの中で、AIが特に高く評価しているのが、「1または2が頭でも、3着に6（池田浩二）が入る形」です。池田はスタート力と展開判断のバランスが良く、混戦時でも無理をせずに着を拾えるタイプ。人気の外側に、こうした“仕事ができる選手”が控えているとき、万舟券は決して夢ではなく、十分に現実的な選択肢になります。

堅い予想、的中最優先の買い方は競艇新聞や情報サイトの領域です。悪徳ガチ検証Zが狙うのは、人気の“納得感”をあえて外した先にある、当たった時に意味のある配当。住之江SGグランプリは、その考え方が最もハマりやすい舞台と言えるでしょう。

【AI三連単】住之江12R｜現実的に万舟券を狙う買い目設計（フォーメーション）

ここで提示する買い目は、いわゆる「当てにいく予想」ではありません。悪徳ガチ検証Zのスタンスは一貫しており、住之江12R・SGグランプリというオッズが歪みやすい舞台では、起きうるズレを最初から織り込んだフォーメーションこそが合理的だと考えます。住之江は基本的にイン有利ですが、SGでは全員が勝ちに来る。勝ちに来る＝無理をする局面が増える。無理をすれば、隊形が崩れる瞬間も増える。そこで拾うのが、2着・3着の入れ替わりです。

今回の設計思想は、「頭を完全に捨てない」「ただし順当な並びは狙わない」の中間。人気の1号艇・2号艇を頭候補として残しつつ、2〜3着に外枠や中枠を厚めに混ぜることで、的中した時に意味のある配当へ寄せています。順当な3連単は、当たっても回収が伸びません。SGグランプリのように注目度が高いレースほど、そこを避けることが、結果的に資金効率を高めます。

本線は、住之江の基本である「イン・スロー優勢」を尊重しつつも、2着・3着にズレが起きる前提で組んでいます。1or2が先マイ、もしくは差しで主導権を取るケースは十分想定内。しかし、その後ろで隊形が固まる保証はありません。4や5がターン出口で残り、6が展開を拾う――この形は、SGでは決して珍しくなく、人気目を一段外しただけで配当が跳ねる典型例です。

ズレ目は、「起きたら一気に回収できる」形に寄せています。2や4が頭に立つ展開は、確率としては本線より下がりますが、SGの住之江では十分に現実的。特に2コース差しや、4コースの攻めがハマった場合、内が残りつつ外が絡む形になりやすく、三連単は一気に万舟圏へ到達します。ここでは「当てる」よりも、「刺さった時の破壊力」を重視しています。

買い方の考え方を、あらためて整理すると以下の通りです。

ここで重要なのは、すべてを均等に買わないことです。本線とズレ目では、張り方に強弱を付けるのが前提。本線で拾いに行き、ズレ目で一撃を狙う。このメリハリがないと、万舟狙いはただの博打になってしまいます。悪徳ガチ検証Zが提示するのは、あくまで回収を意識した攻め方です。

最後に強調しておきます。悪徳ガチ検証Zは、的中を売るメディアではありません。勝負の舞台で生まれる「オッズの歪み」を拾い、現実的に万舟券を狙うための視点と設計を提供するメディアです。SGグランプリは、その思想が最もハマりやすい日。すべて外れる日もありますが、刺さる時は一撃で状況をひっくり返します。