ラジオNIKKEI賞とは|夏の福島競馬を彩る3歳ハンデ重賞
ラジオNIKKEI賞(ラジオにっけいしょう)は、福島競馬場で開催される3歳限定のハンデ戦(GIII)です。例年、6月下旬〜7月初旬に行われ、夏競馬を代表するレースとしてファンに親しまれています。

1952年に創設されて以来、時代とともに名称や条件の変化を経ながらも、出世レースとして数々の名馬を輩出してきました。現在のレース名は「ラジオNIKKEI賞」となっていますが、かつては「ラジオたんぱ賞」と呼ばれていたこともあります。

項目 内容
格付け GIII(JRA重賞)
施行距離 芝1800m(右回り・内回り)
出走条件 3歳・国際・特指・ハンデキャップ
開催場 福島競馬場
賞金(2024年) 1着:4000万円/2着:1600万円

ラジオNIKKEI賞の歴史と特徴

初開催は1952年、当初は別の名称でしたが、「ラジオたんぱ賞」→「ラジオNIKKEI賞」へと変遷してきました。現在の名称は2006年から使用されています。

このレースの最大の特徴は「3歳限定のハンデ戦」である点です。春のクラシック戦線を終えた若駒たちが、初のハンデ戦で再起を図る格好の舞台とされています。クラシックに乗れなかった馬たちの巻き返しや、距離短縮ローテーションの試みなど、さまざまな背景を持った馬が集う点が見どころです。

出世レースとしての側面

  • 2014年優勝馬・ウインマーレライはその後重賞戦線で活躍
  • 2005年3着馬・インティライミは次走で京都新聞杯を制覇
  • 2003年優勝馬・ヴィータローザはその後GI戦線にも顔を出した

このように、ここをステップに秋競馬や古馬戦線での飛躍を果たす馬も少なくありません

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ラジオNIKKEI賞の傾向とデータ分析

過去10年の勝ち馬一覧

優勝馬 人気 騎手
2024年 エルトンバローズ 3番人気 西村淳也
2023年 エルトンバローズ 2番人気 川田将雅
2022年 フェーングロッテン 1番人気 松若風馬
2021年 ヴァイスメテオール 1番人気 丸山元気
2020年 バビット 6番人気 内田博幸
2019年 ブレイキングドーン 5番人気 福永祐一
2018年 メイショウテッコン 2番人気 松山弘平
2017年 セダブリランテス 1番人気 戸崎圭太
2016年 ゼーヴィント 1番人気 戸崎圭太
2015年 アンビシャス 2番人気 M.デムーロ

人気傾向

  • 1番人気の勝率:30%(過去10年)
  • 2~5番人気の馬が中心で、比較的荒れにくい傾向
  • 6番人気以下での勝利もあり、波乱要素も少なからず存在

枠順傾向(過去10年)

枠番 勝利数 連対率
1枠 1勝 10%
2枠 2勝 20%
3枠 1勝 15%
4枠 0勝 5%
5枠 2勝 18%
6枠 1勝 12%
7枠 2勝 19%
8枠 1勝 10%

予想のポイント|ラジオNIKKEI賞で勝つための視点

  • 内枠先行型+斤量が軽い馬は好走傾向
  • 小回りコースへの適性が問われるため機動力と立ち回りが重要
  • 中距離実績のある馬や、春のクラシック出走歴がある馬は信頼度アップ
  • 前走・条件戦勝ち上がり組の好走率が高め

ラジオNIKKEI賞に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ラジオNIKKEI賞はどんな馬が活躍しやすいですか?
A:小回り適性があり、機動力のある先行馬や自在型の馬が好走する傾向にあります。
Q2:過去に三冠レースにつながった馬はいますか?
A:このレースをステップに、秋以降の重賞で好成績を残す馬は多くいますが、三冠直結はまれです。
Q3:波乱度はどの程度ですか?
A:ハンデ戦のため中波乱程度。人気サイドが安定して強いですが、伏兵馬の台頭にも注意が必要です。

まとめ|ラジオNIKKEI賞は3歳馬の再起と成長を見届ける舞台

ラジオNIKKEI賞は、春クラシックを戦い抜いた3歳馬や、条件戦から台頭する馬たちの交差点です。ハンデという要素も絡むことで、一筋縄ではいかない展開が予想されます。

夏競馬の開幕を告げるこのレースは、馬券的妙味も大きく、ファンにとっても注目の一戦となっています。過去データと枠順、斤量、展開をしっかり読み解くことが、好配当への近道です。

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