【2025年12月31日(水) 第56回 高知県知事賞(高知7R)予想】
大晦日の高知“グランプリ”。舞台は高知ダート2400m――小回り2周で、直線は短いのに体力と持久力が削られる「地方の長距離」です。
このページでは、出走表を“比較しやすい形”に整えたうえで、展開(隊列)×バイアス(前有利/差し届く)×当日の馬場から、現実的に高配当(万馬券)を狙うための買い目を組み立てます。人気の強い馬をただ本命にするのではなく、2・3着のズレや仕掛けのタイミングまで踏み込んで“回収に寄せる”のが方針です。三連単フォーメーションは「軸固定+3着荒れ」を想定し、点数と回収率のバランスを取って組み立てます。
- 軸(中心):11 ウインヴェルデ
- 相手(厚め):12 アルドーレ/5 オディロン/3 アムレートゥム
- 穴(3着付けで妙味):6 ロッキーサンダー/7 タマモマスラオ/1 ビオグラフィア
- 距離/条件:高知ダ2400m・3歳以上(交流)
- バイアスの核:先行力+内でロスなく運ぶ(小回り2周)
- 波乱度:中〜高(長距離+仕掛けひとつで隊列が崩れる)
- 更新欄には、当日の馬場(含水)と“前が残る/差しが届く”の気配を書き足してください。
- 高知2400mは、向こう正面の仕掛けと3〜4角の距離ロスが結果に直結。パドックで入れ込みが強い馬は割引も。
レース概要|第56回 高知県知事賞(高知ダ2400m)を攻略するコツ

| レース名 | 第56回 高知県知事賞(GRAND PRIX) |
|---|---|
| 開催 | 2025年12月31日(水)/高知競馬場(高知7R・17:30発走) |
| 距離 | ダート右回り 2,400m |
| 出走条件 | サラブレッド系 3歳以上(近畿・四国・九州交流) |
| 負担重量 | 3歳56kg、4歳以上57kg(牝2kg減)※減量規定なし |
| 位置づけ | 年末の大一番。高知の“総決算”として扱われる長距離グランプリ |
第56回高知県知事賞は、年末の高知競馬を締めくくる長距離ダート重賞であり、単なる「強い馬探し」では通用しない一戦です。舞台となる高知ダ2400mは、中央や他地区の長距離戦とは性質が大きく異なり、コース形態・隊列・仕掛けのタイミングが結果を大きく左右します。
そのため、予想を組み立てる際は「過去実績」や「知名度」だけで判断するのではなく、高知競馬場特有のクセを前提に、展開と馬場を重ね合わせて考える視点が欠かせません。
特に高知県知事賞は、近畿・四国・九州の交流重賞という位置づけから、実績馬と地元巧者が入り混じりやすく、人気と着順がズレやすいのが特徴です。
「能力的には上位だが位置取りに不安がある馬」や、「地味だが内枠からロスなく運べる馬」が好走するケースも多く、いわゆる“波乱含み”の条件がそろいやすいレースと言えるでしょう。
その意味でも、本レースは万馬券を現実的に狙える重賞として注目されています。
コースのクセ(ここが勝負)
高知競馬場は1周約1100mの小回りコースで、直線は地方競馬の中でも短めです。
この形状に「2400m=2周戦」という条件が重なることで、単純なスタミナ勝負ではなく、コーナーでの立ち回りと道中の位置取りが極めて重要になります。
- スタート直後から無理なく内を確保できるか
- 向こう正面で誰が先に動き、隊列がどう変化するか
- 3〜4コーナーで外を回されずに我慢できるか
この3点です。特に2400mでは、外々を回る距離ロスが想像以上に響き、直線が短い高知では「差し切る前にゴール」という場面が頻発します。
逆に、前が楽なペースで運べる展開になると、前残りが一気に濃厚になります。
雨の影響で含水率が上がった馬場では時計が出やすく、先行馬が止まりにくい傾向も強まります。
だからこそ高知県知事賞では、「能力評価」だけで買い目を固定するのではなく、当日の馬場傾向と展開を見て買い方を調整することが、回収率アップへの近道になります。
まとめると、第56回高知県知事賞は高知ダ2400mという特殊条件をどれだけ正確に理解できるかが最大のカギです。
実績馬だから安心、人気薄だから軽視、という単純な発想ではなく、「どの馬が、どの位置で、どのタイミングで動けるか」を丁寧に想像すること。
それができたとき、この年末重賞は“難しいレース”から“狙えるレース”へと変わります。
出走表|第56回 高知県知事賞(高知2400m)比較インデックス

ここでは出走馬を「見やすさ優先」で横並び比較できる形に整えました。
指数や脚質は“断定”ではなく、年齢・所属・騎手・距離適性を想定した目安として活用してください。
高知県知事賞はダ2400mの長距離戦。短距離みたいにスパッと決まりにくく、道中の位置取りや仕掛けの早さで着順がズレやすいのが特徴です。
だからこそ、最終的には当日の馬場(軽い/重い)と隊列の読みで、印と買い目の比率を決めるのがコツになります。
- AI目安A:軸や相手の柱に置きやすい。展開が多少ズレても崩れにくい想定。
- AI目安B:展開がハマると2〜3着で面白い。万馬券の入口になりやすいゾーン。
- AI目安C:基本は押さえ。展開・馬場の後押しが必要(=展開待ち)。
なお、ここでの「想定タイプ」は脚質の決めつけではありません。
高知2400mは途中で息が入るぶん、普段は差しの馬が好位を取れたり、先行馬が控えたりもします。
重要なのは「どの馬が、どの位置で、ロスなく回れるか」。この視点で表を見ていくと、買い目の組み立てが一気にラクになります。
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 性齢 | 斤量 | 所属 | 想定タイプ | AI目安 | 妙味 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ビオグラフィア | 永森大智 | 牡7 | 57.0 | 高知 | 先行〜好位 | B | 3着で面白い |
| 2 | 2 | ネオブレイブ | 井上瑛太 | 牡9 | 57.0 | 高知 | 差し | C | 展開待ち |
| 3 | 3 | アムレートゥム | 宮川実 | 牡4 | 57.0 | 高知 | 好位〜差し | A | 相手の軸 |
| 4 | 4 | エクセレントタイム | 郷間勇太 | セ7 | 57.0 | 高知 | 差し | C | 3着なら |
| 5 | 5 | オディロン | 吉村智洋 | 牡6 | 57.0 | 兵庫 | 先行 | A | 人気でも残る |
| 5 | 6 | ロッキーサンダー | 岩橋勇二 | 牡8 | 57.0 | 高知 | 好位 | B | 2-3着穴 |
| 6 | 7 | タマモマスラオ | 畑中信司 | 牡5 | 57.0 | 高知 | 先行〜好位 | B | 位置取れれば |
| 6 | 8 | ジョウショーホープ | 岡村卓弥 | 牡5 | 57.0 | 高知 | 差し | C | 展開依存 |
| 7 | 9 | エイシングラス | 林謙佑 | 牡6 | 57.0 | 高知 | 好位 | B | 3着なら |
| 7 | 10 | ダノンジャスティス | 城野慈尚 | セ9 | 57.0 | 高知 | 差し | C | 一発は薄め |
| 8 | 11 | ウインヴェルデ | 吉原寛人 | 牡6 | 57.0 | 高知 | 先行〜好位 | A | 軸向き |
| 8 | 12 | アルドーレ | 赤岡修次 | 牡10 | 57.0 | 高知 | 好位〜差し | A | 相手筆頭 |
- まずはA評価(11・12・5・3)から、軸(1着or2着固定)を決める
- 次にB評価(1・6・7・9)を「2〜3着の穴枠」として混ぜる
- 最後にC評価(2・4・8・10)は展開が向くと感じた時だけ押さえる
ここで大事なのは「強い馬を上から並べる」ことではなく、当たり方の設計です。
高知県知事賞は、人気馬が順当に強い日でも、2着・3着に“ズレ”が生まれやすい条件。
そのズレを拾えた瞬間に、三連単は一気に万馬券へ近づきます。
だから表の「妙味」欄は、ただのメモではなく回収率を上げるためのヒントとして使ってください。
- 内枠=ロスが少ない反面、包まれると動けない。騎手の判断が超重要。
- 外枠=仕掛けやすい反面、外々を回ると距離ロスが大きい。勝負は「動く位置」次第。
- 長距離=折り合いが大事。気性面で力む馬は、最後に甘くなることも。
つまり、高知県知事賞の出走表は「能力比較」だけでなく、枠順・騎手・位置取りをセットで見るのが正解です。
このセクションで全体像を掴んだら、次の「展開予想」で隊列を決め、最後に買い目へ落とし込んでいきましょう。
ここまで流れが作れると、予想がブレにくくなり、結果としてムダ打ちが減って回収が安定します。
出走表(地方競馬情報サイト):第56回 高知県知事賞[近畿・四国・九州交流]3歳以上
展開予想|高知2400mは「向こう正面の仕掛け」で隊列が決まる

高知ダ2400mは、スタート直後からペースが上がるコースではありません。むしろ特徴的なのは、1周目は隊列を整える時間として使われ、2周目の向こう正面から一気に勝負が動く点です。
発走してすぐにコーナーへ入るため、外枠の馬がポジションを主張しすぎると距離ロスが大きくなりがち。
一方で内枠は、無理をせずとも好位を確保しやすく、序盤の位置取りそのものが結果に直結します。
このレース最大の分岐点は、やはり向こう正面です。
ここで誰かが早めに動けば、後続も動かざるを得ず、3〜4コーナーで外を回される馬が続出します。
高知は直線が短いため、外々を回した差し馬は「脚は使っているのに届かない」という形になりやすい。
そのため、基本となる展開想定は、先行〜好位で内を立ち回れる馬を中心に据える形です。
ただし、高知県知事賞が“堅いだけのレース”にならない理由も、ここにあります。
波乱の入口は大きく分けて2つ。
ひとつ目は、向こう正面で早仕掛けが連鎖し、前にいた馬たちがスタミナを削られるケース。
もうひとつは、互いに牽制し合ってペースが落ち、最後だけヨーイドンになり、瞬間的な脚を持つ差し馬が間に合うケースです。
ただし注意点として、高知は直線が短く、差し一辺倒の馬は信頼しにくい。
差しを狙うなら、4角で射程圏にいる差し、つまり「好位差し」タイプに限るのが鉄則です。
- 想定ペース:ミドル〜ややスロー(長距離のため折り合い重視になりやすい)
- 有利ゾーン:1〜2周目は内で我慢 → 4角で前5番手以内
- 注意点:早仕掛け合戦/外々を回される距離ロス/馬場の含水による前残り加速
展開の読み方(回収目線)
高知県知事賞を回収目線で見るなら、「勝つ馬」を当てにいくよりも、2着・3着の“ズレ”をどう拾うかが最重要になります。
たとえば軸が堅そうな年でも、3着に人気薄が1頭滑り込むだけで三連単は一気に跳ねます。
高知2400mは、仕掛けが半テンポ遅れるだけで位置取りが変わりやすく、展開ひとつで着順が入れ替わる条件がそろっています。
だから結論としては、軸は先行力があり、内を回せる馬に据え、相手には実力上位+「3着で面白いタイプ」を厚めに配置するのが最も現実的。
人気馬を頭で固定しても、3着の拾い方ひとつで配当は大きく変わります。
展開を“当てにいく”というより、展開で生まれるズレを利用する──それが高知県知事賞で万馬券へ近づくための、いちばん再現性の高い考え方です。
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注目馬|高知県知事賞は“買い”と“切り”をハッキリさせるほど当たる

高知県知事賞の予想で最も重要なのは、全頭を同じ目線で評価しないことです。
高知ダ2400mという条件は、能力差があっても展開・位置取り・仕掛けの一瞬で着順が簡単に入れ替わります。
だからこそ「何でも買う」のではなく、軸として信頼する馬と、着順を落とす前提で評価を下げる馬を明確に分けるほど、的中率と回収率は安定します。
ここでは“当てにいく”というより、“当たり方を設計する”視点で注目馬を整理します。
11 ウインヴェルデ(軸)
今回の軸として最も信頼しやすいのがウインヴェルデです。
高知2400mは、単純なスピードや末脚よりも、脚をどこで使えるかが問われる舞台。
この馬の強みは、先行〜好位で流れに乗りつつ、3〜4コーナーで位置を大きく落とさずに運べる安定感にあります。
小回り2周で外を回されると距離ロスが致命傷になりやすい高知では、「ロスなく回れるかどうか」が軸選びの最重要ポイントになります。
その点、吉原騎手の騎乗は、コーナーで無駄な距離を走らせず、勝負どころで一気にギアを上げられるのが大きな強み。
もちろん相手関係は楽ではありませんが、それでも大崩れしにくい軸としては最適です。
ただし、1頭軸で点数を絞りすぎると、3着のズレを取り逃がしがち。
ウインヴェルデは「頭固定」よりも、相手+3着穴を広めに取る設計でこそ、回収率が最大化しやすい存在と言えるでしょう。
12 アルドーレ(相手筆頭)
相手の中心として外せないのがアルドーレです。
年齢だけを見ると割引たくなりますが、交流の長距離戦では「若さ」よりも「経験」「折り合い」「我慢」がモノを言います。
高知2400mは途中で息が入り、2周目の向こう正面から一気に流れが変わるため、最後に脚を残せているかどうかが結果を大きく左右します。
アルドーレは、道中で無理に引っ張らず、勝負どころでスムーズに前へ進めるタイプ。
赤岡騎手のコース取りも、直線が短い高知では大きな武器になります。
ただし注意したいのは、相手筆頭=頭固定にしてしまうと、配当妙味が一気に下がる点。
そこでおすすめなのが、2着固定、または2〜3着厚めの使い方です。
「勝つか負けるか」ではなく、どの着順に置くと回収が伸びるかを基準に評価するのが、高知県知事賞では正解です。
5 オディロン(交流のポイント役)
交流勢の中で、展開のカギを握りやすいのがオディロンです。
高知の小回りは、外からの押し上げがハマると一気に前へ行ける反面、タイミングを誤ると外々を回されて不利になる、まさに“両刃の剣”。
そのため、この馬は能力以上に展開依存度が高い存在と言えます。
前が落ち着いてスローになれば、早めに動ける先行馬が有利。
逆に、向こう正面で早仕掛け合戦になれば、我慢して脚を残せる馬が浮上します。
オディロンは、このどちらにも振れやすい立場にあり、「展開のスイッチ役」になりやすいのが特徴です。
買い方としては、軸に据えるよりも、ウインヴェルデやアルドーレの相手として、2着・3着の押さえで使うのが現実的。
人気を被るなら比率を下げ、想定より売れていないなら厚めに――そんな“調整枠”として使うことで、万馬券への破壊力が一気に高まります。
高知2400mは、直線だけで勝負が決まるコースではありません。
むしろ道中のロスや仕掛けの一瞬で、着順が大きく入れ替わる舞台です。
そのため、穴狙いは「差し馬の一撃」よりも、好位で脚を溜めて3着に滑り込むタイプが現実的。
今回であれば、6ロッキーサンダー、7タマモマスラオ、1ビオグラフィアといった馬を“3着専用枠”として組み込むことで、配当は一段上のゾーンに入ってきます。
高知県知事賞は、こうした穴の拾い方ひとつで、同じ予想でも結果が大きく変わるレースです。
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AI買い目予想|高知県知事賞は「2・3着設計」で回収率を上げる

高知県知事賞で狙いたいのは、いわゆる一点突破や“全ツッパ”ではありません。
このレースは高知ダ2400mという特殊条件ゆえ、展開の読み違いが起きやすく、的中率を追いすぎるほど点数が増えて回収率が伸びにくい傾向があります。
そこで発想を切り替え、AI予想では「当たり方の質」を重視。
つまり、軸は明確に置きつつ、2着・3着でズレる形を最初から設計することで、当てにいきながら万馬券に届く構図を作ります。
高知2400mは、向こう正面の仕掛け一つで隊列が大きく変わり、3〜4角の距離ロスが着順に直結します。
だからこそ、頭を当てること以上に、「どこでズレやすいか」を見極めることが重要です。
AI買い目では、人気馬同士で決まる可能性を残しつつ、3着に“拾える穴”を散らすことで、配当の伸び代を確保しています。
結論:
軸は11 ウインヴェルデ。
相手の柱に12 アルドーレと5 オディロンを置き、3着に展開待ちの穴を配置する“跳ね待ち設計”がベースです。
能力順に並べるのではなく、「高知らしい当たり方」を優先しています。
■三連単フォーメーション(現実的な万馬券狙い) 【本線】 1着:11 2着:12, 5, 3 3着:12, 5, 3, 6, 7, 1, 9 【押さえ】 1着:12, 5 2着:11 3着:3, 6, 7, 1
- 本線の狙い:11 →(12 / 5 / 3)→ 穴で万馬券の土台を作る
- 押さえの意味:軸が2着にズレても拾い、回収のブレを抑える
- 調整ポイント:当日オッズで売れすぎの馬は比率ダウン、穴が軽視されていれば3着比率を上げる
資金配分のコツ(初心者向け)
「全部同じ金額で買う」均等買いは分かりやすい反面、回収率の最大化には向きません。
おすすめは、まず本線を太めに置き、押さえは思い切って薄くする配分です。
さらに、3着に置いた穴(6・7・1・9など)の中から、オッズを見て1〜2頭だけを少し厚めにする。
これだけで、同じ点数でも払い戻しの形が大きく変わります。
高知県知事賞は年末の注目度が高く、どうしても人気が集中しがち。
その分、「3着でズレる穴」が刺さったときの破壊力は抜群です。
ここを拾えるかどうかが、トリガミで終わるか、気持ちよく年を越せるかの分かれ道になります。
AI買い目は、そのズレを前提に組み立てている点を意識して使ってください。
予想を“当てにいく”から一段進め、回収まで見据えた買い方を実践することが、このセクションの狙いです。
口コミと評判|高知県知事賞は「前有利?差し届く?」が毎年の論点

高知県知事賞は、毎年のようにファンの間で「前が止まらない」のか、それとも「今年は差しが届く」のかが話題になります。
これは単なる意見の割れではなく、それだけ馬場状態・風向き・隊列が結果に直結しやすいレースだという証拠です。
特に高知ダ2400mは特殊条件で、短距離のように能力差だけで押し切る展開は少なく、どのタイミングで動くかが着順を大きく左右します。
実際、SNSや競馬掲示板(2ch・5ch系)を見ていても、「本命はこの馬」という話より、「向こう正面で誰が仕掛けるか」「外を回されるのはどの馬か」といった展開読みの議論が多く見られます。
これは、高知2400mが“脚比べ”というより、立ち回りと判断力のレースであることを、多くのファンが経験的に理解しているからでしょう。
ただし注意したいのは、こうした口コミや評判をそのまま鵜呑みにしないことです。
重要なのは「その意見が、当日の馬場と噛み合っているかどうか」。
たとえば雨が降って含水率が高い日に「差しが決まる」という声を信じてしまうと、実際には前残りで決着し、的中率も回収率も落ちやすくなります。
逆に、乾いた馬場で外差し傾向が出ているのに、「高知は前有利」という固定観念だけで先行馬を買い続けるのも危険です。
- 前残り派:「高知は直線が短いから、結局前が有利」
- 差し派:「2400mは仕掛け次第。早めに動けば差しも届く」
- 展開重視派:「向こう正面で誰が動くかで全部決まる」
これらはどれも一理ありますが、正解は毎年同じではありません。
高知県知事賞は、“その年、その日、その時間”で答えが変わるレースです。
だからこそ、口コミは「参考情報」として扱い、最後は自分の目で馬場と直前レースの傾向を確認することが重要になります。
実際に的中・回収している人ほど、「前有利か差し有利か」という二択で考えていません。
彼らが見ているのは、前が楽をできる流れか、それとも早仕掛けで隊列が崩れそうかという一点です。
そして、そのズレが生まれたときに、2着・3着へ人気薄が滑り込む可能性を想定しています。
高知県知事賞で万馬券が出やすいのは、まさにこの部分です。
- 「高知2400は向こう正面で動いた馬が強い。仕掛け遅れると直線短くて届かない」
- 「前が楽だと残るけど、早仕掛け合戦になると3着が荒れやすい。そこ拾えたらデカい」
まとめると、高知県知事賞の口コミや評判は非常に参考になりますが、それ以上に大切なのは当日の事実に合わせて考え方を切り替える柔軟さです。
年末の一発勝負だからこそ、「例年こうだから」ではなく、「今日はどうか?」という視点を持つこと。
それができた人ほど、このレースを味方につけやすくなります。
よくある質問|高知県知事賞(高知ダ2400m)Q&A

- Q1. 高知県知事賞は「逃げ・先行」が有利ですか?
-
基本は有利になりやすいです。小回りで直線が短く、2周戦で外を回すロスが大きいからです。
ただし“絶対”ではなく、早仕掛け合戦で前が苦しくなると、好位差しが台頭します。
なので結論は「当日の馬場と隊列を見て、前・差しの比率を調整」が正解です。 - Q2. 初心者は馬券種を何にするのがいい?
-
万馬券を狙うなら三連単が一番跳ねますが、点数が増えがちです。
迷うなら「三連複+三連単少点数」の併用が堅実。
本文で提案したように、軸を置いて2・3着でズレを拾う設計にすると、点数を抑えつつ高配当も狙えます。 - Q3. 交流戦で他地区馬は買いですか?
-
“買い”になり得ます。ただし高知の砂や小回りに合うかが重要で、能力だけでは決まりません。
交流馬は人気になりやすいので、頭固定よりも2〜3着で拾う方が回収が伸びるケースがあります。 - Q4. 直前にチェックすべき情報は?
-
①馬場(含水で前残り/差し届くが変化)②1〜2Rの脚質傾向(当日のバイアス)③パドックの気配(入れ込み)④オッズの偏り。
この4つを押さえるだけで、買い目の精度がグッと上がります。
まとめ|第56回 高知県知事賞は「軸固定+3着荒れ」で“現実的に万馬券”を拾う
- 軸:11 ウインヴェルデ(立ち回り重視で中心)
- 相手:12 アルドーレ/5 オディロン/3 アムレートゥム
- ズレ狙い:3着に穴(6/7/1/9)を散らして配当を跳ねさせる
高知県知事賞は、年末の主役レースらしく注目度が高い一方で、2400mという特殊条件が“読み違い”を生みます。
だからこそ、最初から決め打ちするより、当日の馬場と隊列に合わせて買い方を微調整するのが最も強い。
軸は堅く、でも3着は柔らかく――このバランスが、勝ち負けだけでなく回収まで引き上げてくれます。
ぜひ直前の気配を見て、オッズが歪んでいるところ(売れすぎ/売れなさすぎ)を突いてください。
“当てにいきながら、跳ねる形で取る”――それが悪徳ガチ検証Zの万馬券スタイルです。
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