2025年6月8日（日）、東京競馬場の芝1600mで開催されるのが、春のマイル王決定戦――第75回安田記念（GⅠ）です。
安田記念は、スピードと瞬発力、そして折り合いといった多くの要素が問われる難解なGⅠレース。東京マイルは直線の長さが最大のポイントであり、末脚自慢の馬たちにとって最後の直線はまさに勝負所となります。
今年の出走馬を見ると、重賞常連のベテラン勢と新興勢力がバランス良く揃った印象。人気を集めるであろうジャンタルマンタルやソウルラッシュ、シックスペンスといった有力馬に対し、穴を狙える存在としては、東京巧者のレッドモンレーヴや一発ありそうなガイアフォースにも注目です。
過去10年の傾向では、4歳馬と5歳馬が優勢であり、さらに上がり3F最速の馬が好成績を残しているのも特徴。ペースが緩んだ場合には差し馬の突き抜けも十分にありえるため、差し・追い込みタイプの激走に要注意です。
第75回安田記念2025 出走馬一覧と注目ポイント
2025年の春マイル王決定戦、第75回安田記念（GⅠ）には、国内外から芝1600mを主戦場とする実力派マイラーが集結しました。
舞台となる東京競馬場は、直線約525mを誇るスピード決戦。瞬発力と持久力、そして騎手の戦術眼が求められる一戦です。
今年の顔ぶれを見ると、新星ジャンタルマンタルを筆頭に、東京巧者シックスペンス、追い込み一閃のソウルラッシュなど、勢いある馬とベテラン勢がバランスよく出走。
以下の出走表では、騎手・調教師・斤量など、予想の鍵となるデータもまとめています。
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 性齢 | 負担重量 | 調教師 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | シックスペンス | C.ルメール | 牡4 | 58.0kg | 国枝栄 |
| 2 | 3 | マッドクール | 坂井瑠星 | 牡6 | 58.0kg | 池添学 |
| 3 | 5 | レッドモンレーヴ | M.ディー | 牡6 | 58.0kg | 蛯名正義 |
| 4 | 7 | ガイアフォース | 吉村誠之助 | 牡6 | 58.0kg | 杉山晴紀 |
| 5 | 10 | ジャンタルマンタル | 川田将雅 | 牡4 | 58.0kg | 高野友和 |
| 7 | 13 | ソウルラッシュ | 浜中俊 | 牡7 | 58.0kg | 池江泰寿 |
| 8 | 18 | ブレイディヴェーグ | 戸崎圭太 | 牝5 | 56.0kg | 宮田敬介 |
今年は外枠に差し・追い込み型が多く配置されたことも大きなポイント。
特に大外18番のブレイディヴェーグは末脚勝負型であり、展開が向けば突き抜ける可能性も。
一方、最内枠のシックスペンスは好位からの抜け出しに定評があり、先行勢が早仕掛けとなる展開なら脚を溜めての直線勝負が理想です。
過去の安田記念では、4歳馬が好成績を残している傾向もあります。今年も4歳馬のジャンタルマンタル、シックスペンス、エコロヴァルツなどが上位人気に推されそうです。
中穴〜大穴を狙うなら、実績あるベテラン勢＋東京芝で好走歴ある馬を選ぶのも妙手と言えるでしょう。
展開予想｜前傾ラップ濃厚！ 差し馬の台頭に注目
2025年の安田記念は、先行意欲の高い馬が揃ったことでハイペース濃厚と見られています。
特に前に行きたいタイプが多く、マッドクール、ダディーズビビッド、ウインマーベルといった速力型が揃ったことで、スタート直後から隊列は早々に縦長となる可能性が高いです。
舞台となる東京芝1600mは、スタート後すぐに長い直線があるため、先行争いが激化しやすい構造。
その結果、1〜2ハロン目で11秒前後のラップが続けば、典型的な前崩れ展開＝差し・追い込みにとって好条件が整います。
| 脚質 | 該当馬 | 備考 |
|---|---|---|
| 逃げ・先行 | マッドクール、ダディーズビビッド、ウインマーベル | 速力はあるが展開不利の可能性大 |
| 好位〜中団 | シックスペンス、ジャンタルマンタル、エコロヴァルツ | 展開の恩恵を受けやすい脚質 |
| 差し・追い込み | レッドモンレーヴ、ブレイディヴェーグ、トロヴァトーレ | 直線一気に賭けるタイプ。展開次第で一発 |
特に注目したいのは、1枠1番のシックスペンスと、5枠10番のジャンタルマンタル。
両者とも「控えて切れる」タイプの好位抜け出し型で、ペースに左右されにくい自在性が武器です。
さらに中団からロスなく脚を溜めて直線へ向かえるポジションに入れば、勝ち負けに持ち込める確率は一気に高まります。
一方、追い込み型に分類されるレッドモンレーヴ・トロヴァトーレ・ブレイディヴェーグにも要注目。
今回のメンバー構成ではペースが流れることで、後方勢が直線外から一気に突き抜ける展開も視野に入ります。
- ハイペース予想 → 差し馬向き
- 直線の長い東京コース → 脚を溜めて差せる馬が優位
- 脚質バランス → 差し7：先行3 の流れを想定
過去の安田記念でも差し馬が台頭する年は高配当が頻発しています。
特にハイペース＋馬場が良好な際には、人気薄の差し馬が馬券に絡むシーンも珍しくありません。
「後ろから突っ込む馬に妙味あり」といえるでしょう。
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予想買い目｜3連単フォーメーションで高配当を狙え！
的中率より回収率重視。これが悪徳ガチ検証Z流の勝ち筋です。
安田記念のようなGⅠマイル戦は、馬の能力差が極端に出にくく、展開ひとつで人気薄が突っ込んでくることもしばしば。
だからこそ、ここでは3連単万馬券狙いのフォーメーションで勝負します。
以下が編集部が導き出した狙い目構成です：
| ポジション | 馬番 | 馬名 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1着 | 10 | ジャンタルマンタル | 世代トップ評価、好枠・安定感◎ |
| 18 | ブレイディヴェーグ | 大外だが末脚強烈。展開向けば突き抜け可 | |
| 2着 | 1 | シックスペンス | 最内枠から好位抜け出し濃厚 |
| 5 | レッドモンレーヴ | 東京実績あり。脚溜まれば爆発力◎ | |
| 13 | ソウルラッシュ | ベテラン勢の刺客。持続力ある差し脚 | |
| 3着 | 3 | マッドクール | スピード活かせば一発も |
| 4 | ウインマーベル | 混戦の中で粘り込み期待 | |
| 7 | ガイアフォース | マイルGⅠでの再浮上に注目 | |
| 16 | トロヴァトーレ | 未知数だが末脚に要注意 | |
| 17 | ジュンブロッサム | 叩き3戦目、仕上がり万全 |
この組み合わせで、3連単フォーメーションは合計30点構成となります。
例えば以下のような構成が狙い目です：
- 【10→5→17】＝中穴→差し→伏兵で配当◎
- 【18→13→16】＝差し差し決着の大波乱
- 【10→1→7】＝上位人気から1頭崩れパターン
このように、1・2・3着に実力馬を並べつつ、3着に穴馬を組み込むことで爆発力が増します。
フォーメーション次第では10万円超えの配当も現実的。
堅めの予想は競馬新聞に任せ、ここではロマンと利益を追求した馬券を狙っていきましょう。
さらに、高回収率が魅力の優良競馬予想サイトも参考にすれば、より精度の高い組み合わせが導き出せるかもしれません。
編集部まとめ｜2025年のマイル王に輝くのはどの馬か
安田記念はスピードと切れ、そして展開力といった総合力が求められるレースです。今年は4歳馬の層が厚く、世代交代の気配も濃厚。中でもジャンタルマンタルの完成度は抜群で、鞍上川田騎手の手綱さばきにも期待が集まります。
一方で、GⅠ馬が揃った今年の安田記念は「人気馬を外してこそ妙味あり」。3連単万馬券の夢に賭けるなら、差し脚質の穴馬や実績のある東京巧者を積極的に組み込みたいところです。
最終結論として、馬券的には10-1-16、10-13-17、18-5-7などが高配当の狙い目となります。
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