
2025年6月6日(金)、別府競輪場12Rにて開催されるのは、九州を代表する伝統のG3重賞レース「オランダ王国友好杯」。
今回の決勝戦には、競輪界を牽引するSS班・新山響平を筆頭に、勢いに乗る九州ラインの地元選手、技巧派が揃う南関・四国勢など、バラエティ豊かな実力者たちが集結しました。
注目は、北日本の機動型と、地元・九州ラインの主導権争い。序盤の駆け引きがそのままゴール前の波乱要素に直結する、まさに「展開ひとつで結果が激変するレース」といえるでしょう。
本記事では、当日の展開を徹底分析したうえで、「現実的に狙える万車券フォーメーション」を軸に、悪徳ガチ検証Z流の予想をお届けします。
的中率重視の“堅い車券”や人気筋中心の買い目は、競輪新聞や情報サイトをご覧いただければ十分です。
私たちが狙うのは、あくまでも“オッズの歪み”と“展開の綾”を突いた勝負フォーメーション。
経験則とデータの裏を読む予想で、手が届く範囲の万車券獲得を目指します。
これまでにもG3戦では、波乱含みの展開から意外な選手の食い込みやライン崩壊が発生し、配当10万超えの大波乱が現実のものとなってきました。
特に別府バンクは、クセの少ない高速バンクとして知られ、実力者同士のシビアな位置取りと、差し脚一閃で決まる展開も多いコース。
過去のデータや各選手の近況脚質から、万車券に直結するポイントを読み解きながら、最終的な「買い目勝負」までしっかり導いていきます。
果たして、人気の新山がそのまま逃げ切るのか? それとも地元の岩谷・林ラインが逆転劇を演じるのか?
様々な展開を想定しながらも、穴狙いファンのための実戦的フォーメーションを提示するのが、当サイトの役割です。
それでは、展開予想・注目ライン・選手評価と続けてご覧ください!
【出走表】別府競輪12R|G3オランダ王国友好杯
枠 | 車番 | 選手名 | 府県 | 級班 | 脚質 | 期別 | 年齢 | ギヤ倍数 | 競走得点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 松谷秀幸 | 神奈川 | S1 | 追 | 96 | 42 | 3.93 | 114.00 |
2 | 2 | 岩谷拓磨 | 福岡 | S1 | 逃 | 115 | 28 | 3.92 | 105.64 |
3 | 3 | 松永将 | 茨城 | S2 | 追 | 89 | 44 | 3.92 | 102.04 |
4 | 4 | 今村麟太郎 | 高知 | S2 | 両 | 111 | 29 | 3.92 | 100.13 |
4 | 5 | 新山響平 | 青森 | SS | 逃 | 107 | 31 | 3.92 | 116.10 |
5 | 6 | 中島詩音 | 山梨 | S2 | 逃 | 119 | 27 | 3.92 | 98.92 |
5 | 7 | 高原仁志 | 徳島 | S2 | 追 | 85 | 44 | 3.92 | 100.39 |
6 | 8 | 小島歩 | 神奈川 | S2 | 追 | 97 | 35 | 3.93 | 99.07 |
6 | 9 | 林慶次郎 | 福岡 | S1 | 逃 | 111 | 27 | 3.92 | 108.42 |
今節の別府競輪12R「オランダ王国友好杯 決勝戦」は、まさに実力伯仲の激戦区。
逃げ型の新山響平(⑤)が競走得点・実績ともに抜けており、圧倒的な存在感を放っていますが、そこに立ち向かうのが地元・福岡の若手ライン。
②岩谷拓磨と⑨林慶次郎の連携は、地元ファンにとって最大の希望となるでしょう。
また、追い込み型のベテランも健在。①松谷秀幸は114.00という高得点を記録しており、差し脚が届く展開なら一気の台頭もあり得ます。
他にも、器用な立ち回りに定評のある⑦高原仁志や⑧小島歩など、波乱の演出に一役買いそうな伏兵陣もスタンバイ済みです。
- 競走得点トップ:⑤新山響平(116.10)…逃げ主体の本格派SS班。
- 注目ライン:②岩谷拓磨-⑨林慶次郎…地元・福岡勢で人気急上昇。
- 最年長コンビ:③松永将&⑦高原仁志(ともに44歳)…展開に応じた追走力が魅力。
- 若手成長株:⑥中島詩音(27歳・期別119)…単騎での勝負気配も。
表面上の人気に惑わされることなく、「どのラインが主導権を握るか」「誰が番手に収まるか」といった展開が揺らぐ一瞬が高配当の契機。
各選手の脚質・位置関係・相性まで細かく見ていくことで、3連単での高配当ラインも浮かび上がってきます。
続くセクションでは、ライン構成や仕掛けどころを読み解き、展開予想へと進んでいきます。
【展開予想】新山が先行するも、九州勢の捲り炸裂なるか
決勝戦の構図は、「北日本の先行 vs 九州ラインの捲り」という王道の主導権争いに集約されそうです。
注目のSS班⑤新山響平は、ここでも当然ながら先行策を狙ってくるでしょう。追走には③松永将がつけ、強力な2車ラインを形成します。
対するは、地元九州勢の②岩谷拓磨と⑨林慶次郎のコンビ。位置取りとスピードの両方に長けた岩谷が中団から捲りを放ち、番手の林が突き抜けるパターンも十分にあり得ます。
このラインがハマるようなら、地元ファン大歓喜のワンツー決着も現実味を帯びてきます。
一方、南関ラインの①松谷秀幸-⑧小島歩は、包まれずに外並走の位置をキープできれば、終盤に差し脚で台頭する展開も。特に松谷は終盤の勝負勘に優れ、3着争いの穴として浮上する可能性も秘めています。
四国ライン④今村麟太郎-⑦高原仁志は、中団外併走からの位置取りを狙いそうな気配。こちらも展開次第で前団に飛びつける脚力はあり、レースを混沌とさせる要素として軽視は禁物です。
そして単騎となる⑥中島詩音は、自在戦で“イン突き”や“番手飛びつき”といった奇襲策を仕掛けるタイプ。ラインの空白を突いた強襲がハマれば、思わぬ伏兵として高配当演出の主役になるかもしれません。
- ⑤新山が逃げて押し切る展開…王道だがマーク厳しく、潰される可能性も。
- ②岩谷の捲り一閃+⑨林の差し…地元ラインで決まれば支持率も高い。
- ①松谷・③松永の“位置取り次第”で3着穴の可能性。
- ⑥中島の単騎まくり・飛びつきがハマれば超波乱。
一撃万車券を狙うなら、“崩れる想定”が鍵。
新山の主導権取りに全体が巻き込まれることで、思わぬラインの突っ込み・失速・ブロックが重なり合い、ゴール前はまさに大混戦。
波乱含みの展開を前提に、買い目の組み立てへ進みましょう。
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【注目選手評価】
選手名 | 評価 | コメント |
---|---|---|
新山響平 | ◎ | 先行一本で信頼度大。ただしマーク集中で潰されるリスクも。 |
岩谷拓磨 | ○ | 自在に動ける逃捲タイプ。地元で意地の一発に期待。 |
林慶次郎 | ▲ | 番手からの差しがハマると、優勝まで視野に。 |
松谷秀幸 | ☆ | 混戦時の差し脚に定評。3着固定で面白い存在。 |
今村麟太郎 | △ | 組み立て力は上位級。流れひとつで突っ込み警戒。 |
今回のG3決勝メンバーの中でもっとも注目を集めるのが、SS班の⑤新山響平。
逃げ一手の正統派戦法で、数々のビッグタイトルを獲得してきた先行型のエリートです。競走得点116.10は今節の最高値であり、初手から主導権を握る構え。
しかし、人気を背負う立場だけにマークも集中。ラインごとの潰し合いに巻き込まれる可能性は常に意識しておきたいところです。
一方、地元福岡勢の②岩谷拓磨も気迫で負けてはいません。近走では自在性が増し、逃げ・捲りどちらでも結果を出せるだけに、ホームバンクでの一発狙いに注目です。
岩谷の動きに連動するのが、同じく福岡の⑨林慶次郎。番手からの差し込みに磨きがかかっており、岩谷の動きにしっかりついていければ地元ワンツー決着の主役になる可能性も。
南関ラインの①松谷秀幸は、強烈な差し脚と勝負勘で長く活躍しているベテラン選手。
今回も外並走の位置から3着食い込みを狙ってくる展開が予想されます。人気を落としがちですが、3連単の3着固定で抑えると妙味あり。
伏兵として忘れてはならないのが、四国ラインの④今村麟太郎。器用な位置取りと捌きが魅力で、人気薄ながら展開次第では突っ込んでくる可能性も十分です。
⑦高原との連携が上手く噛み合えば、配当的にも面白い組み合わせとなります。
- 本命:⑤新山響平…実力・実績ともに申し分なし。
- 対抗:②岩谷拓磨…地元G3にかける執念が鍵。
- 連下候補:⑨林・①松谷・④今村…展開一つで万車券演出へ。
実力・勢い・地元の意地――そのすべてが交錯する一戦。
次の買い目構築では、これら注目選手の役割をどう位置づけるかが、高配当的中の大きな分岐点となります。
【買い目予想】現実的な万車券フォーメーション
G3オランダ王国友好杯の決勝戦は、一見するとSS班・⑤新山響平の独壇場に見えがちですが、実際には複数のラインが主導権を争う混戦。
新山が前を取りにいけば当然マークが集中し、ライン崩壊のリスクも高まります。対して、②岩谷拓磨-⑨林慶次郎の地元ラインは、捲り〜差しのスムーズな流れがハマれば高配当の立役者に。
今回のフォーメーションは、「1着2パターン」「2着3通り」「3着5点流し」というやや広めの構成で、30点ながら的中・回収の両面を狙います。
1着:②岩谷拓磨、⑤新山響平
2着:①松谷秀幸、③松永将、⑨林慶次郎
3着:①松谷秀幸、③松永将、④今村麟太郎、⑦高原仁志、⑨林慶次郎
合計点数:30点
以下に、選定理由と想定シナリオを整理します。
着順 | 狙い筋 | 展開パターン |
---|---|---|
1着 | ②岩谷/⑤新山 | 岩谷→捲り抜け出し/新山→逃げ切り濃厚 |
2着 | ①松谷/③松永/⑨林 | スイッチ差し・直線外伸び・番手抜け出し型 |
3着 | ①③④⑦⑨ | 道中立ち回り巧者や、まくり残り狙いの伏兵枠 |
特に注目したいのが③松永と①松谷の“飛び込み3着”。
外並走・番手飛びつき・スイッチなど複雑な動きが多くなりそうな今レースでは、こうしたベテラン勢の立ち回りがカギを握るケースが多くなります。
また、④今村・⑦高原といった伏兵陣の直線突っ込みにも注意したいところ。地味な存在ながら、3着に突っ込めば配当は跳ね上がります。
- 狙いはあくまで“人気選手の凡走”と“波乱展開”に備えること。
- ⑤新山がすんなりなら配当低く、②岩谷-⑨林のライン決着で跳ねる。
- 3着に人気薄が食い込むだけで、万車券の可能性は一気に現実的に。
G3戦は意外と波乱が多く、特に別府バンクは高速展開+風の影響で位置取りが狂いやすい特性があります。
人気サイドからのオッズ分布だけでなく、展開・脚質・ライン構成を見据えたうえで、しっかり「リターンが見込める点数」に絞った30点構成。
的中と回収の“バランス取り”こそが、悪徳ガチ検証Z流のフォーメーションです。
【編集部まとめ】万車券狙いの“裏読み”で勝負する
人気を集める新山の先行が鉄板視される一方で、地元九州ラインや南関勢がスキを狙う構図。
万車券が現実に狙える条件が整ったレースであり、波乱の決着は十分想定可能です。
最終決断はスタート直前に任せるとしても、「組み合わせの妙」を信じてリスクに挑む――それが「悪徳ガチ検証Z」流のスタイル。
安定より興奮を。万車券のその先へ、一緒に踏み込みましょう。