
2025年6月1日(日)、東京競馬場で行われる3歳クラシックの最高峰「第92回 東京優駿(GⅠ)」。
通称“日本ダービー”として名高いこの一戦は、全てのホースマンが夢見る頂上決戦。
東京芝2400mというタフな舞台に、18頭の若駒たちが挑みます。
2400mは経験の浅い3歳馬にとって、適性・瞬発力・スタミナ・騎手の判断力すべてが問われる過酷な舞台。
過去10年を振り返っても、上がり3F最速馬の好走率が高く、外差しの決まり手にも注意が必要です。
とはいえ、枠順・展開ひとつで波乱もあるのがこのダービー。
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悪徳ガチ検証Zは今年もあえて、“現実的な万馬券”狙いで勝負します。
出馬表|注目馬と全体構成を一挙掲載!
第92回日本ダービー(東京優駿)はフルゲート18頭。
各陣営が3歳世代の頂点を目指して送り込んだ精鋭たちが、東京芝2400mで激突します。
ここでは注目馬5頭をピックアップしたうえで、出走全馬の一覧を表形式で掲載します。
【出馬表|第92回日本ダービー(GⅠ)】
枠 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 性齢 | 斤量 | 厩舎 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | リラエンブレム | 浜中俊 | 牡3 | 57.0kg | 武幸四郎(栗東) |
1 | 2 | ショウヘイ | C.ルメール | 牡3 | 57.0kg | 友道康夫(栗東) |
2 | 3 | エリキング | 川田将雅 | 牡3 | 57.0kg | 中内田充正(栗東) |
2 | 4 | ドラゴンブースト | 丹内祐次 | 牡3 | 57.0kg | 藤野健太(栗東) |
3 | 5 | レディネス | 横山典弘 | 牡3 | 57.0kg | 昆貢(栗東) |
3 | 6 | ファンダム | 北村宏司 | 牡3 | 57.0kg | 辻哲英(美浦) |
4 | 7 | ミュージアムマイル | D.レーン | 牡3 | 57.0kg | 高柳大輔(栗東) |
4 | 8 | エムズ | 戸崎圭太 | 牡3 | 57.0kg | 池江泰寿(栗東) |
5 | 9 | ジョバンニ | 松山弘平 | 牡3 | 57.0kg | 杉山晴紀(栗東) |
5 | 10 | トッピボーン | 岩田望来 | 牡3 | 57.0kg | 笹田和秀(栗東) |
6 | 11 | ニシノエージェント | 津村明秀 | 牡3 | 57.0kg | 千葉直人(美浦) |
6 | 12 | カラマティアノス | 池添謙一 | 牡3 | 57.0kg | 奥村武(美浦) |
7 | 13 | クロワデュノール | 北村友一 | 牡3 | 57.0kg | 斉藤崇史(栗東) |
7 | 14 | ホウオウアートマン | 田辺裕信 | 牡3 | 57.0kg | 矢作芳人(栗東) |
7 | 15 | ファウストラーゼン | M.デムーロ | 牡3 | 57.0kg | 西村真幸(栗東) |
8 | 16 | ファイアンクランツ | 佐々木大輔 | 牡3 | 57.0kg | 堀宣行(美浦) |
8 | 17 | マスカレードボール | 坂井瑠星 | 牡3 | 57.0kg | 手塚貴久(美浦) |
8 | 18 | サトノシャイニング | 武豊 | 牡3 | 57.0kg | 杉山晴紀(栗東) |
注目の5頭
- ⑱サトノシャイニング(武豊)
皐月賞でも末脚は際立っており、距離延長・東京コース替わりで真価を発揮。
ダービー請負人・武豊の手綱捌きにも注目が集まります。 - ③エリキング(川田将雅)
中内田厩舎×川田騎手の黄金ラインがダービー制覇へ挑戦。
折り合いも自在で東京向き、前走の反省を活かせば突き抜けも。 - ⑫カラマティアノス(池添謙一)
皐月賞ではスムーズさを欠いたが、実力は健在。
池添騎手の大舞台での勝負強さが炸裂すれば上位進出も。 - ⑤レディネス(横山典弘)
鋭い差し脚が魅力のダークホース。
展開と馬場次第で一発の可能性を秘めています。 - ⑪ニシノエージェント(津村明秀)
唯一明確にハナを主張しそうな逃げ馬。
スローに持ち込めば粘り込みの可能性も十分。
人気馬・穴馬ともに力が拮抗しており、どこからでも狙える混戦模様。
展開・位置取り・騎手の判断がそのまま明暗を分ける、実力伯仲のダービーです。
コース紹介|東京競馬場2,400メートル(芝・左)の特徴
東京芝2400mは“最も過酷”なクラシック決戦の舞台
日本ダービー(東京優駿)が行われるのは、東京競馬場の芝2400メートル(左回り)。
国内の中央競馬において最も格式高く、かつ総合力が問われるレイアウトとされています。
スタートからゴールまでに複数のアップダウンがあり、前半〜中盤の緩い流れに騙されてペースを誤ると、直線の長さと最後の急坂で脚をなくす馬も多く見られます。
主な特徴を5つにまとめると以下の通りです:
- ① スタート位置:正面スタンド前のポケット地点からの発走
- ② 最初のコーナーまでの距離:約350mあり、枠順の不利は小さい
- ③ 高低差:2.1mのアップダウンあり(中央4場の中で最大級)
- ④ 最後の直線:約525.9mと中央最長クラス。差し・追込み馬に有利
- ⑤ ゴール前:急坂(高低差2.0m)を超えた先に決着。スタミナ必須
【東京芝2400mコースデータ(概要)】
項目 | 内容 |
---|---|
コース方向 | 左回り |
距離 | 2400メートル |
スタート位置 | 正面ポケット地点(スタンド前) |
高低差 | 2.1メートル(中央4場最大) |
直線の長さ | 約525.9メートル(中央最長クラス) |
ゴール前の坂 | 急坂(高低差2.0m)あり |
有利な脚質 | 中団差し・追い込み |
有利な枠順 | 全体的にフラットだが内目~中枠が理想 |
芝2400mという距離は、スプリント〜マイル戦とは全く異なるタフさがあり、スピードだけでなく総合力が問われます。
先行馬には折り合い力とペース配分の巧みさ、差し・追い込み馬には末脚と騎手のタイミングが重要です。
また、ダービーは特別な舞台であることから、騎手のプレッシャー耐性・経験値も結果に直結しやすい点に要注意。
過去の好走馬の傾向を見ると、「上がり3ハロン最速馬」「東京コース実績」「関西馬(栗東所属)」なども要チェック材料になります。
展開予想とペース分析
ダービーの鍵を握るのは“ペースと位置取り”
第92回日本ダービーは、逃げ脚質の馬が少なく、スローペースが予想される組み合わせとなっています。
各陣営が“最後の直線”に賭ける差し・追込み型の馬を揃えており、流れとしては中盤まで落ち着いた展開になる可能性が高いと見られます。
- スタート直後:⑪ニシノエージェントが外から積極策。単騎逃げの形に。
- 1〜2コーナー:⑤レディネスや⑩トッピボーンが続いて先行勢を形成。
- 向正面〜3角:ペースは落ち着き、団子状態のミドル〜スローペース。
- 3〜4角:⑫カラマティアノス、③エリキング、⑱サトノシャイニングが外目から動く。
- 直線勝負:外差し優勢。末脚勝負に持ち込める馬が台頭。
【東京芝2400mにおける有利な脚質傾向】
脚質 | 好走率 | 東京芝2400mでの傾向 |
---|---|---|
逃げ | やや不利 | 直線が長く、最後の坂で捕まることが多い |
先行 | 平均 | 流れが緩ければ残るが、末脚勝負になると苦しい |
差し | 有利 | 直線の末脚勝負で台頭しやすい |
追込み | 展開次第 | 届く展開もあるが、位置取りに課題あり |
- ⑱サトノシャイニング(武豊)
最も展開の恩恵を受けそうな差し馬。ペースが緩めでも直線で弾けるタイプ。 - ③エリキング(川田将雅)
好位追走からスムーズな差しに持ち込めれば粘り込み可能。折り合いに注意。 - ⑫カラマティアノス(池添謙一)
道中の捌き次第で弾ける脚を持つ。東京替わりはプラス要素。 - ⑤レディネス(横山典弘)
内枠でロスなく回れる強み。スローなら前目での粘り込みも。 - ⑪ニシノエージェント(津村明秀)
ハナに立てば展開の鍵を握る存在。マイペースに持ち込めれば怖い一頭。
ペースが落ち着いた時の最大の落とし穴は「直線瞬発力勝負」になりやすい点。
瞬発力勝負で実績のある馬や、上がり3Fタイムで好成績を持つ馬は特に注視すべきです。
また、騎手の仕掛けどころも重要で、ゴール前の坂を意識した早仕掛けや、外に持ち出すタイミングが明暗を分ける展開となるでしょう。
総じて言えるのは、“仕掛けを我慢できる騎手 × 末脚に自信がある馬”が浮上しやすいということ。
穴党にとっては、前残りの粘りや捲り差しからの一撃を狙える絶好の舞台です。
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買い目予想|現実的な万馬券狙い
万馬券を狙うなら“現実的な逆張り”が正解
第92回東京優駿(日本ダービー)は、前評判の高い馬が揃った一戦ではありますが、過去のダービーを振り返ると人気薄の台頭も珍しくありません。
本ページでは、悪徳ガチ検証Zならではの「現実的に届く万馬券」を狙って、堅実さと波乱要素を絶妙に織り交ぜた買い目を提案します。
【3連単フォーメーション(36点)】
着順 | 対象馬 | ポイント |
---|---|---|
1着 | ③エリキング ⑫カラマティアノス ⑱サトノシャイニング |
差し・中団待機組から抜け出す展開想定 |
2着 | ③・⑫・⑱・⑤レディネス・⑩トッピボーン | 先行〜好位差しで2着浮上の可能性 |
3着 | ③・⑫・⑱・⑤・⑩・⑦ミュージアムマイル・⑪ニシノエージェント | 前残りや末脚勝負にハマる穴馬も含む |
- ③エリキング
- ⑤レディネス
- ⑩トッピボーン
- ⑫カラマティアノス
- ⑱サトノシャイニング
馬連BOXでは、「人気+穴のバランス重視」を意識した構成。
上位人気馬の信頼度に懐疑的な今レースでは、2・3着荒れによる配当跳ねを狙うスタイルが有効です。
- 差し・追込み脚質を中心に構成
東京芝2400mは末脚勝負になりやすく、上がり勝負に強い馬を1・2着に設定。 - 展開のカギを握る先行勢を適度に組込む
⑤レディネスや⑩トッピボーンは前残りの展開になれば馬券内も。 - 大外枠でも爆発力重視
⑱サトノシャイニングは枠に不安があっても突き抜ける能力あり。
近年のダービーでは、2桁人気馬の激走や、伏兵が馬券に絡む波乱も頻出。
今回の構成は、「現実的な配当で万馬券圏内を狙う」ことを最優先に、3連単・馬連ともにリスク分散を図った形です。
なかでも⑤レディネスは展開次第で馬券圏内のチャンスがある穴馬の代表格。
安易に人気馬に流れるのではなく、「展開+脚質+調教・騎手の調子」も加味して買い目に反映することで、競馬本来の醍醐味=的中+高配当を狙える構成になっています。
編集部まとめ|ダービーで夢を獲れ!
ダービーに“絶対”は存在しません。
それでも「どの馬が夢を叶えるのか」を見極めるのが競馬の醍醐味。
悪徳ガチ検証Zは今年も真っ向勝負で、あえて万馬券狙い。
的中報告をお待ちしています!
そして——皆さまの夢が的中馬券でありますように。